7つの条件を簡単に説明しておこう。「直近10年の売上高と営業利益が9回以上伸びていること」は、好不調が激しい企業を除外するため。利益ではなく売上高でランキングしたのは、構造改革頼みの利益拡大には限界があり、中長期の株価上昇には売上高の伸びが欠かせないからだ。

 今回のランキングでは選定条件にPER(株価収益率)などの株価指標を加えていない。「割安さ」にこだわり過ぎると、成長株を買い逃がす可能性がある。大事なのは今後の成長余力と割安度のバランスなのだ。

 成長株を保有中は毎日の株価の動向に一喜一憂するのではなく、成長ストーリーが崩れてないかを確認しよう。ビジネスモデルが崩れた時が売り場になる。また、いくら魅力的に見えても、複数銘柄に分散して投資をすることを心掛けよう。

成長株ランキングの見方
東京証券取引所に上場している銘柄の中で下記のスクリーニング条件をクリアした企業を対象に、直近10年の年平均売上高伸び率でランキングした。スクリーニング条件は以下の通り。(1)直近10年の増収回数が9回以上、(2)直近10年の営業利益の増益回数が9回以上、(3)直近10年の年平均売上高伸び率が5%以上、(4)直近10年の年平均営業利益伸び率が5%以上、(5)前期の売上高が過去最高、(6)前期の営業利益が過去最高、(7)前期の売上高営業利益率が4%以上
*順位は小数第2位以下を加味している。マネックス証券のデータ(2021年2月12日時点)を基にダイヤモンド編集部作成