「マウスを使わずにパソコンの操作をする」。最近、この「脱マウス」への関心が高まっている。シリーズ17万部を突破した『脱マウス最速仕事術』を執筆した森新氏は、その背景には、マウスとキーボードの間を手が幾度となく行き来する「時間のムダ」と「作業ストレス」の改善へのニーズがあると言う。森氏は独自に研究を重ね「脱マウス」のメソッドを開発し、年間88万回ものクリック数を削減、「年間120時間のムダ」を解消した。セミナーの参加者からは、「誰でもマスターできる!」と大好評だ。本記事では、動画を使って森氏に解説していただく。

【話題の“脱マウス術”が伝授!】「“6種類のコピペ”を使いこなす」だけで仕事が爆速になる!Photo: Adobe Stock

「6種類のコピペ」を使い分けられるようになろう!

 今回は動画を使って、仕事が速い人が使いこなしている「6種類のコピペ」を解説します。

 ①[Ctrl]+[C][Ctrl]+[V]

 まずは、「[Ctrl]+[C](コピー)」「[Ctrl]+[V](貼り付け)」です。これは、ご存じの方も多いでしょう。あまりショートカットキーを使わない人でも使っているキーです。

 ②[Ctrl]+[Shift]+[C][Ctrl]+[Shift]+[V](書式だけ)

 こちらは、主にパワーポイントで役立つコピペです。テキストはそのままに書式だけコピーしたい場合にこのショートカットキーを使います。動画では、「ネコ」の書式だけが「犬」の箇所に反映されました。作成した書式を色々なオブジェクトへコピーする際に大変役立ちます。

 ③[Ctrl]+[Shift]+[C][Ctrl]+[Shift]+[V](文字だけ)

 こちらは、白抜きの文字をコピーする際などに役立ちます。皆さんも動画のようにコピペをして、困った経験はありませんか?

 また、この方法を使うことで書式が混在してしまうこともなくなります。

 ②と③は押すキーが同じですが、アプリケーションによって同じショートカットキーでも動作が異なることがあることも覚えておいてください。

 ④[Shift]+[右クリック][A](パスだけ)

 こちらは、フォルダのリンクをコピーしたい時に使います。

 動画のように[Shift]と一緒に[右クリック]することで、通常の[右クリック]では出てこない「パスのコピー」という項目が裏メニューのように出てきます。ここで[A]を押すと、パスだけコピーすることができます。

 また、右クリックは「アプリケーションキー」で代用できます。

【話題の“脱マウス術”が伝授!】「“6種類のコピペ”を使いこなす」だけで仕事が爆速になる!

 多くのキーボードで、「アプリケーションキー」は図のように右下に配置されています。(キーボードの種類によっては存在しないこともありますし、[Fn]キーとほかのキーを組み合わせて押すようになっていることもあります)

「右クリックしたいときにはアプリケーションキーを使う」ということもぜひ覚えてみてください。

 ⑤[F4](操作だけ)

 同じ操作を連続して行いたい時にはこのキーを使います。

 動画のようにエクセルでたくさんのセルに色付けをする時などに役立ちます。エクセルだけでなく、パワーポイントでもこの操作は可能です。

 ⑥[Windows]+[R][Alt]+[D](超コンボ)

 [Windows]+[R]は、「ファイル名を指定して実行」のショートカットキーです。このキーによって、過去にアクセスした一覧をクリップボードとして使用することが可能になります。

 また、[Alt]+[D]はアドレスバーを選択する時に使うショートカットキーですが、[Windows]+[R]と[Alt]+[D]を組み合わせることで動画のような作業が可能になります。

 [Windows]+[R]をハブにして、良く使うファイルやアドレスを[Alt]+[D]でコピペする。これをマスターするだけでもかなりの時短になります。

 コピペと言えば、「[Ctrl]+[C]/[Ctrl]+[V]」と思われている方も多いですが、このように実は色々なコピペが存在します。たかがコピペと考えずに使いこなすことでかなりのスピードアップができるようになりますので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。

【話題の“脱マウス術”が伝授!】「“6種類のコピペ”を使いこなす」だけで仕事が爆速になる!「ショートカットキーMAP 全体まとめ」拡大画像表示

★著者インタビュー「だから、この本。」★
第1回 オフィスワーカー全員が「脱マウス」すれば、日本の生産性は急上昇する
第2回 なぜ、よく使うショートカットキーは“キーボードの左側”に集約されているのか?
第3回 エクセルで発覚! 仕事が「できる人」と「できない人」を隔てる決定的な差とは?
第4回 “Ctrl”や“Shift”ってそういう意味だったのか! 話題の「ショートカットキー記憶術」が抜群に役に立つ理由