講師となってくれる外国人との出会いは、ネットで講師や友達を探せば比較的容易になせる。また、日本に滞在している外国人はおおむね日本人に興味津々なので、こちらから声をかければ友人になってくれる公算が大きい。とはいえ昨今ではオンライン英会話の選択が妥当であろう。
外国人との会話が成立したら、さらに座学に力が入る。むろん、会話でうまくいかなかった点も覚えておいて座学で復習をする。
どうしても座学が嫌な人はひたすら会話をする、という手もある。筆者が留学していた際、座学があまり得意でないある女子がいたが、現地のアメリカ人男性に声をかけられて付き合うことになり、おそろしいスピードで語学力を伸ばしていった。学習効率を重視するなら「座学と会話」の2つをバランスよく行っていくのがいいと筆者は信じているが、あの女子のように会話メインで向上していくアプローチもある。
ともかく、「座学と会話」で語学学習がうまく回りだせば、語学力はメキメキついてくるはずである。語学は「成果を感じやすい」手習いであり、そしてその成果は本人を陶酔させるほどの快感を伴っている。
ついダラダラ見てしまうSNSも使いよう
いずれにせよモチベーションの維持や向上が肝要だが、ここまで紹介した方法が肌に合わない人もいるであろう。最近語学学習を始めたという40代女性は「いきなり外国人との会話はこわい」ということで、AIと会話できるアプリを使っているらしい。
またこの女性、Twitterで“語学勉強中のアカウントだけをフォローするアカウント”を作成したところ、タイムラインに勉強情報とモチベーション高い人のツイートが流れまくってきて、やる気をこの上なく刺激されているそうである。実に参考にしたいアプローチである。
「やることがなくて暇だ」「何か面白いことはないか」と嘆くことがある40代諸氏には、ぜひ語学学習に挑戦してみることを勧めたい。