6人に1人は相続税を調べている税務署
税務調査を受けた85%で申告漏れが発覚
19年度の税務署による相続税の税務調査件数は1万0635件で、電話連絡などの簡易接触は8632件。課税対象となった被相続人の約6人に1人を調べている。
そして税務調査を受けた場合、申告漏れがバレる割合は85%超だ。追徴税額の平均は641万円と、目を付けられたらほぼ間違いなく高い授業料を払う羽目になる。
そんな相続税も、事前に対策すれば合法的に負担を減らせる。その筆頭だった「生前贈与」が、早ければ22年にも封じられる見通しだ。そんな相続税の大増税をビジネスチャンスとみた冒頭の税理士たちは、今しか使えない駆け込み贈与を指南しているのだ。
また相続税だけでなく、遺産の分け方を巡って近親者でもめる「争族」もひとごとではない。家庭裁判所で争われる遺産分割は年間約1.5万件に上り、争族は平均で1日に40件発生しているのだ。