「お客様へ提示できる会社の強み」を
チラシに反映させるのがセオリー
入ったばかりの新人が研修を受け、「うちの会社が持っている一番すごい技術は何だろう?」と、クリアな思考で導き出したからこそ、この打ち出し方が出てきたわけです。
マンダラ広告作成法を使うことで、こういった会社の強みや実績に気づかせてくれます。
舗装会社に限りませんが、どんな仕事でも、一般のお客様から仕事を取ろうと思ったとき、一番売りになるのは、その会社の強みです。この“強み”が何をもって示せるかといえば、大きいのはやはり「実績」になるわけです。
ただ、この「実績」を会社に聞いても、当たり前すぎて、意外と思いつかないことが多いのです。「御社に何かすごい実績はありますか?」と社長さんに聞くと、「いや、ないんだよね」と否定されることが多くあります。
ところが「たとえば表彰されたことなどはありませんか?」と尋ねれば、「ああ、県から表彰されたことがあるよ」などと、そこで大きな実績が出てくるのです。
他にもマスコミで取り上げられたり、特殊な資格を持っていたり。どれも「すごいこと」なのですが、当たり前のようにしている業務ですから、それが素人のお客様に売りになるものと、なかなか当人たちは気づきません。
先の事例の場合も、まだ固定観念ができていない新人社員だから、「お客様へ提示できる会社の強み」に気づきました。しかしそうでなくても、マンダラ広告作成法の手順は、当人たちが忘れてしまっている会社の強みや実績に気づかせてくれます。
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、
難しいマーケティングや心理学を勉強しなくても
アンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。
業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、
全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、
社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。
著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。