大人気シリーズ『精神科医Tomyが教える 1秒で幸せを呼び込む言葉』の著者が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」から、とっておきのアドバイス。心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で気分はスッキリ、今日がラクになる!

精神科医が教える「噂話のターゲット」になりやすい人の特徴イラスト:カツヤマケイコ

隠し事ほど知りたくなる

きょうのひとことは、
「秘密主義はやめましょう」

あなたのまわりに、噂好きでおしゃべりな人っていませんか?

悪い人ではないけれど、他人の噂話が好きで、しばしば鬱陶しい。

そんな人のターゲットになりやすい人とそうじゃない人がいるんですね。

噂好きな人がいる場は避けるほうが無難ですが、同じ職場で毎日顔を合わせるから、そうもいかないということもあるでしょう。

噂好きの人に限らず、人は言いたがらないことほど気になり、話を聞きたくなるという面があります。

隠しごとをすると、その中身がたいした話じゃなくても、詮索したくなるものです。

なにが入っているかわからない鍵のかかったブラックボックスが置いてあると、鍵を開けて中身を見てみたくなるんですね。

噂好きの人なんて気にならないという人ならば、それでいいのですが、もし噂話のターゲットになりたくないのであれば、あまり隠し事をしないことです。

とくに隠す必要がないようなことも、人に話したがらない秘密主義の人っています。

決して悪い人ではないものの、自分のプライベートなことをほとんど話さないため、感情が読みとりづらかったりする人です。

知られたくないこと、話したくないことの線引きは、人それぞれですが、どうでもいい話に関しては自己開示をして、あっけらかんとしていれば、噂好きのターゲットになりにくいでしょう。

秘密主義というのは、中身がわからない鍵のかかったブラックボックスのようなもの。

そういう秘密のベールに包まれたものは、「なにが入ってるんだろう?」「きっとこんなものが入っているはずよ」「いやいや、こうじゃない?」なんて噂話になりやすいわけです。

別の言い方をすると、秘密主義は「守り」に入っているような状態で、ちょっとした「敵」のような印象も受けます。

それが噂好きの食指を動かして、あれこれ憶測したくなるという面もあるわけです。

噂好きは、「言いたくない」という気持ちに反応しやすいということですね。

だから、本当に言いたくないことを言わなくてもいいのですが、普段からあっけらかんとしているキャラになっていると、噂好きのターゲットになりにくいです。

きょうのひとことは、
「秘密主義はやめましょう」
でした。

参考になったかしら?