2016年の発売直後から大きな話題を呼び、中国・ドイツ・韓国・ブラジル・ロシア・ベトナム・ロシアなど世界各国にも広がった「学び直し本」の圧倒的ロングセラーシリーズ「Big Fat Notebook」の日本版が刊行される。本記事では、全世界700万人が感動した同シリーズの数学編『アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの数学』より、本文の一部を抜粋・紹介する。
第53章 データの表し方
データを集めて整理したら、それを表やグラフや図で表す。
たとえば下の円グラフを見れば、絶滅した動物のうち何%が霊長類なのかがわかる。
分割表
分割表はふつうの表に似ているが、同じ事柄を対象とした2セット以上のデータを示したもので、2つ以上のグループや性質に対応するデータを表すために使う。
分割表を使えば、それぞれのグループのあいだに関連性があるかどうかを知ることができる。
【例】ナエリ先生が、クラスの生徒たちは放課後にスポーツをするか、宿題をするかについてデータを集めた。放課後にスポーツをする生徒のほうが、宿題をする傾向が高いだろうか?
合計を見ると、生徒は全部で26人いることがわかる。
さらに、データを集めて整理したら、以下のようなさまざまな質問に答えることができる。
調査対象は全員が生徒。
放課後にスポーツをする生徒のほうが、宿題をする傾向が高いと結論づけられる。