野球を始めたらバラエティ力も上がった!?
福:これは個人的な感覚で、僕は小学校5年生のときに野球を始めたんですけど、その頃から急に左右をバランスよく使えるようになった気がするんです。全体的に運動神経がすごく伸びたし、それだけじゃなくてバラエティ番組での反応力みたいなのも上がった気がします。関係ないのかもしれないけど、あのタイミングで野球という右も左も使うスポーツを始めたことは、いろんな成長につながったのかなあって。
加藤:福くんはやっぱり仕事柄もあって、左右をバランス良く使ってきたから、修正能力が高くなったんだと思いますよ。それが、野球を始めたことでさらに伸びた。前にも言いましたけど、その能力をもっと高めて、いつかMCとかやってほしいと思います。
福:事務所は望んでいますけど(笑)。
加藤:そこの能力を伸ばすには、瞬時に何でもネタにできるようなトレーニングをしていくといいと思います。明石家さんまさんみたいに。ハッキリ言って彼は、目の前にいる人が誰でも関係ないと思うんですよ。誰の、どんな行動でもネタにして返せる。それは、見て反応するという脳番地トレーニングを無意識に積んだからじゃないかなと思うんです。
だから福くんもいろいろなことに注意を向けるだけじゃなくて、言葉にして発してみるといいと思う。もちろん役者として話すことはやっていると思うけど、役者は台本があっての話だから。そうじゃなくて自分で物語を作ったり、ショートコントとかやってみるのは、おそらく福くんには有効なんじゃないかな。それこそ、楽くんと2人でコンビを組んだらいいんじゃないでしょうか(笑)。
2013年6月28日生まれ。小学3年生。東京都出身。鈴木家4きょうだいの3番目。0歳から芸能活動をスタート。デビュー作はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。教育テレビ、ドラマ、映画、CM、バラエティーなど多岐に渡り活躍中。いかにも子どもらしいキャラクターで人気を博している。特技:箏、空手
左利きの脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社脳の学校代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を求めて医学部への進学を決意。1991年、現在、世界700ヵ所以上の施設で使われる脳活動計測fNIRS(エフニルス)法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD(注意欠陥多動性障害)、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。帰国後は、独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、子どもから超高齢者まで1万人以上を診断、治療を行う。「脳番地」「脳習慣」「脳貯金」など多数の造語を生み出す。InterFM 897「脳活性ラジオ Dr.加藤 脳の学校」のパーソナリティーを務め、著書には、『脳の強化書』(あさ出版)、『部屋も頭もスッキリする!片づけ脳』(自由国民社)、『脳とココロのしくみ入門』(朝日新聞出版)、『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”』(大和出版)、『大人の発達障害』(白秋社)など多数。
・加藤プラチナクリニック公式サイト https://www.nobanchi.com
・脳の学校公式サイト https://www.nonogakko.com