キリスト教について深く学びたい人へこの1冊

 さて、イエスがパレスティナのナザレに生まれたのはBC4年頃、ゴルゴタの丘で刑死したのがAD30年頃と伝承されています。

 イエスの生涯やキリスト教については、『聖書 聖書協会共同訳』(日本聖書協会)を読むのが一番わかりやすいと思います。

 分厚い本ですが、31年ぶりに新訳が出たばかり(本書執筆時点)でとても読みやすくできています。

 キリスト教について深く学びたい皆さんは、解説書より先に本書を通読してみるべきだと思います。

 『哲学と宗教全史』では、哲学者、宗教家が熱く生きた3000年を、出没年付きカラー人物相関図・系図で紹介しました。

 僕は系図が大好きなので、「対立」「友人」などの人間関係マップも盛り込んでみたのでぜひご覧いただけたらと思います。

(本原稿は、13万部突破のロングセラー、出口治明著『哲学と宗教全史』からの抜粋です)