中学受験に向けた通塾開始時期の低年齢化が加速している。王者SAPIXの小学1年生講座は90%以上の校舎が満席で募集停止となっており、早稲田アカデミーの1年生の在籍者も前年比79%も増加している。背景にあるのは首都圏の中学受験の過熱で、5年後はさらに熾烈な戦いになることは確実だろう。一方で、親も子も準備不足の段階での通塾は「勉強嫌い」を生み出し、マイナスに作用することも多い。そこで特集『中学受験に勝つ! 最強の小学校低学年の教育』では、8月15日(月)から8月21日(日)までの全7回で低学年の学びについて中学受験塾の声も交え、さまざまな角度から分析。難関校の合否を分ける算数の勉強法や、中学受験後を意識した4技能英語塾などの情報も併せてお届けする。
#1 8月15日(月)配信
中学受験成功の秘訣は「ゆるやかに無理をさせる」!?小川大介氏が小学校低学年の勉強法を解説
通塾開始時期の低年齢化が進む中学受験。低学年から追い込んで「勉強嫌い」にさせたくない一方で、準備なしに本格的な中学受験の勉強に突入するのは不安が大き過ぎる。はざまで揺れる家庭は少なくないが、正解はあるのか。「ゆるやかに無理をさせる」中学受験を提唱する小川大介氏に、低学年のうちに準備しておくべきことを聞いた。
#2 8月16日(火)配信
【難関中学】御三家・早慶以上に塾生88%が合格!?「フォトン算数クラブ」塾長が初登場!強さの秘密を開陳
難関校への圧倒的な合格実績が話題の「フォトン算数クラブ」。中学受験塾の最上位生も通う算数特化塾だが、基本方針は「攻撃は最大の防御なり」。低学年から飛び級を活用してライバルに差をつけるのが特徴だ。メディア初登場、フォトン算数クラブの武井信達代表に合格実績や強さの秘密、飛び級の是非まで直撃した。
#3 8月17日(水)配信
中学受験難関校の合否は「算数」で決まる!公文式から算数パズルまで小学校低学年の勉強法
中学受験の4教科で最も点数差がつくのが「算数」だ。逆に言えば、算数が得意であればライバルに大きく差をつけることが可能で、社会や理科など暗記科目の時間も確保しやすい。また、「先取りするのであれば算数」と言う専門家も多く、算数オリンピックに挑戦する家庭も増えている。計算力を高める公文式から、中学受験上位層がひそかに通う算数塾まで、それぞれの特徴を紹介する。
#4 8月18日(木)配信
入塾待ち続出の小学生英語塾「J PREP Kids」、元イェール大助教授の代表が明かす英語学習法
説明会は瞬時に満席となり、入塾待ち状態が続くJ PREP Kids。楽しいだけの英会話教室ではなく、フォニックス(英語の文字と音声の関係)を重視しながらも4技能(話す・書く・読む・聴く)を伸ばすプログラムが、都市部の教育意識の高い家庭から大きな支持を得ている。元米イェール大学助教授でもある代表の斉藤淳氏に早期から英語を習うメリットや英語塾の選び方、家庭学習法について聞いた。
#5 8月19日(金)配信
SAPIX、日能研、早稲アカ、エルカミノ…「小学校低学年から塾」の意義と勉強法を人気塾に直撃!
低学年からの中学受験塾への通塾については、SNSでも肯定派、否定派のさまざまな意見が展開されている。それだけ中学受験家庭にとって関心が高いわけだが、実際のところ中学受験塾側はどう考えているのか。低学年講座の内容から、伸びる生徒の特徴、気になる「入塾時期による難関校合格率の違い」までを中学受験塾に聞いた。塾により低学年のプログラムが違うので、ぜひ参考にしてほしい。
#6 8月20日(土)配信
小学生英語塾のニーズ急騰!キャタル、エベレスト…人気塾代表らに聞く学習の取り組み方
小学校の英語必修化から2年。低学年から英語を習わせる家庭が急激に増えている。英語を選択できる中学入試の数も右肩上がりで、英語学童に通わせる家庭も一般的になっている。グローバル人材になってほしいという親の願いは切実だが、取り組み方を間違えると苦手意識を植え付けるケースも。実際に低学年から英語を学ばせている家庭や、人気の4技能英語塾の代表に取り組み方のコツを聞いた。
#7 8月21日(日)配信
中学受験過熱は「親の無知」に付け込まれている!?おおたとしまさ氏が伝授する受験“必笑法”
中学受験の過熱は「親の知識不足」に付け込まれている面も大きい――。「大事なのは子どもの目がキラキラしているか。低学年の段階から、『御三家やブランド校合格』という目標ありきで中学受験に臨むのは、悲劇になることも多い」と指摘する教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏に話を聞いた。
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