「自分は仕事が遅い……」「よくミスをする……」そんな悩みを抱える人ほど、実は“自己流”の仕事のやり方で損をしていることがあります。なかでも、知識がシェアされづらくブラックボックス化しがちなのが「エクセル」の使い方。この連載では、事務の仕事をよりラクに、よりミスなく進めるためのエクセルのちょっとしたコツを、事務職一筋の著者が、マンガでわかりやすくお伝えします。
今回は、事務職あるあるの「アナログ作業」についての解決策。アプリを知っているか知らないかで、作業時間が大きく変わります。(マンガ:あきのあこ)
【エクセルでラクするコツ:明らかにムダなアナログ作業が発生したとき】
マイクロソフト「Office」のアプリ(iPhone版もあり)、あまり知られていませんが、実は便利な機能があります。一番事務職を救うのが、紙の資料をエクセルに入力する作業。画像を瞬時にテキストや表にしてくれるので、「これ意味ある!?」と叫びながら作業していた時間をゼロにすることができます。
事務職歴8年。イラストレーター・マンガ家。
2022年、第1回note創作大賞入賞。
三重県生まれ。新卒で地方の小売店の総務に配属。慣れない事務の仕事を少しでもラクにしようと、エクセルを独学で習得。todoリストや書類のフォーマットなどを、自分のために作成して使っていた。
その後、エクセルを業務で多く使うEC関連の部署に異動。部署では一番歳下でありながら、周りの同僚、パートさんたちから「エクセルの使い方教えて」と頼られる存在に。パソコン作業に不慣れな人、エクセルになじみがない人にもわかるよう「誰でもラクにできるやり方」を考案し、業務をこなしながら部署全体の「相談係」として活躍。
2019年に小売店を退職し、現在は子育てをしながらフリーランスの事務職として在宅で勤務。エクセルを使った表組みや書類作成などの仕事を請け負う。