「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える1分間瞬読ドリルに、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!

【ストーリー作成問題】「発想力」が身につく脳トレPhoto: Adobe Stock

発想力が養われ、思考力や読解力がアップ!

 前回(第5章)は、自分で短い文をつくりましたが、今度はもう少し長めのオリジナルストーリーをつくるドリルに挑戦してみましょう。例題には、4つのイラストがあります。

【ストーリー作成問題】「発想力」が身につく脳トレ

 イラストは「夕日」「お母さん」「ブランコ」「時計台」の4つです。この4つからイメージをふくらませ、文章をつくります。

 使うイラストの順番はとくに決まっていません。この例の場合、「夕方になったからお母さんが迎えにきた」という流れになっていますが、「ブランコに乗っていたら夕方になった」など、思いつく時系列は人によってさまざまだと思います。自由に想像力を働かせてください。

 ポイントは、イラストを見てイメージすることです。

 文章をつくるからといって、文字に変換する必要はありません。イラストとして認識したまま、イメージしたものを言語でアウトプットするのです。

 とはいっても、いきなり4つのイラスト全部を使って考えるのは、意外と難しいかもしれません。

 1回目は、2つのイラストを使って文章をつくってみましょう。

 2回目は、3つに増やします。

 3回目に、4つ全部使ってつくることに挑戦します。

 1分でつくれる文章は、それほど長くはありません。理路整然としていなくてもいいので、浮かんでくるイメージをそのまま表現してみてください。どんなものでもかまいませんが、前回、身につけたポジティブ変換を意識して、できるだけ楽しくワクワクするような内容にできるといいですね。

 このトレーニングでは、まず発想力が養われ、思考力や読解力もアップします。これまで培ってきた判断力などあらゆる力を活かせる、いわば「究極の脳トレ」です。

 では、次ページの問題をみて、答えましょう! 目標は1分。では、どうぞ!(答えのサンプルは、次ページ最後の行に)