ダンベルを使った「ベントオーバーリバースフライ」とは?

軽量ダンベルで「肩と背中」を一気に鍛えられる筋トレ、効果的な姿勢と回数は?MEN'S HEALTH US
軽量ダンベルで「肩と背中」を一気に鍛えられる筋トレ、効果的な姿勢と回数は?MEN'S HEALTH US

「ベントオーバーリバースフライ」は、身体を前傾姿勢に維持したままダンベルを引き上げるトレーニング方法です。

 本記事で紹介するダンベルを使った「ベントオーバーリバースフライ」は、関節に負担をかけずに行うことが可能です。また、ダンベルを上げる際に、手の平を回転させるという1つの目標に向けちょっとした調整を行うことで、このトレーニングの効果をさらに高めることができるのです。

「ベントオーバーリバースフライ」3つのメリット|どこの筋肉部位に効く?

 このちょっとした筋トレメニューの調整…つまりは、「ベントオーバーリバースフライ」を取り入れることで身体全体に3つのメリットを与えてくれます。

 1つ目は、肩の側面と背面(三角筋の内側と後方)を大きく鍛えられることです。

 2つ目は、背中の内側と上部の筋肉(僧帽筋と菱形筋)も鍛えられます。

 3つ目に、「リバースフライ」は、回旋筋腱板(かいせんきんけんばん=鎖骨と上腕骨の関節を形成するだけでなく、関節をどの方向にも動かせるようにする棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋といった4つの筋肉のグループ)の強化にも役立ちますので、素晴らしい機能的なトレーニング種目と言えるでしょう。これらの筋肉が肩のインナーマッスルとなり、肩関節の動きとしても重要な役割を担っています。

回数(レップ数)・セット数は:

 週2回(1セット10~12レップ数 × 3セット)を目指しましょう。

「回旋筋腱板」を鍛えるべき理由と効果

「ベントオーバーリバースフライ」は、40歳以上の男性にとって強い「回旋筋腱板」の構築と維持に効果があるものです。その筋肉を強度することにより、運動をするときも、パンパンに詰めた重いキャリーバッグを飛行機の機内で頭上の荷物入れに入れるときも、肩に痛みを感じさせないようにさせてくれるものです。それでは、その回旋筋腱板を鍛える効果的な筋トレ種目のやり方を紹介します。