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なぜ、節税すると景気がよくなるのか?Photo: Adobe Stock

「節税」すると景気が良くなる

 節約をしてお金を貯め込むよりも、お金を経費として使って豊かな生活を送るほうが、圧倒的に早く裕福になれます。なぜなら、お金を経費として使うと、社会貢献活動とみなされて、税金がかからなくなるからです。

 私たち日本人は、実質的に約6割もの莫大な税金を支払っています(財務省発表の潜在的国民負担率)。ところが、お金を経費として使えば、その分だけ税金が免除されるのですから、かなり大きいですよね。

 なぜ、そんなことができるのか。それは日本の税金が、「景気に貢献した人に対してご褒美を与える仕組み」になっているからです。

 景気に貢献するのは簡単です。経費というお金を使えば、誰でも景気に貢献できます。

 なぜ、経費というお金を使うと、景気がよくなるのか。それは、お金を使えば使うほど、日本のGDPが増えるからです。

 GDPの計算式は単純で「GDP=消費+投資+政府支出+(輸出-輸入)」です。経費としてお金を使うことを投資といいます。だから、会社や個人事業主が経費を使うほどに、GDPが増える仕組みになっているのです。

 経費としてお金を使うことを、専門用語で「節税」と言います。つまり、国民が一斉に「節税」に取り組めば、日本のGDPはすぐに拡大するのです。

 GDPが増えることを、俗に「景気がよくなる」といいます。「金は天下の回りもの」といいますが、貯め込むよりも使ったほうが、GDPが拡大して、日本の景気はよくなるのです。

お金を貯め込むと罰金がかけられる

 では逆に、経費を使わずに、お金を貯め込むとどうなるでしょうか?

 皆が「節約」をして、お金を使わずに貯め込むと、消費も投資も少なくなります。その結果、GDPが減り始めます。GDPが減るということは、景気が悪くなります。

 私たちは、平成の失われた30年間で、身をもってその悪夢を体験してきました。この間ずっと、日本の企業は投資を控えて経費を節約し、お金(内部留保)を貯め込んできました。投資(経費)が減るのですから、当然GDPが減ります。だから平成の30年はずっと、景気が悪かったのです。

 景気が落ち込むと、給料も減りますし、国の税収も減ります。その結果、国の財政赤字が膨らみます。国の借金は平成の30年間で5倍にも膨らみましたが、景気悪化で税収が減ったのですから当然です。

日本人はもっと「節税」という社会貢献をすべき

 税法は、お金を貯め込むと税金をかけて、お金を使って投資をすると税金を免除する仕組みになっています。貯めるか投資するかによって、日本の景気が左右されるのですから、理にかなった仕組みです。

 そうであるなら、私たち日本人は、もっともっと「節税」という社会貢献を行うべきです。「節税」は社会貢献になるだけでなく、私たちの生活を豊かにしてくれます。

 しかし残念なことに、サラリーマンという身分には、「節税」がほとんど認められていません。節税できないので、どんなに一所懸命頑張って収入を増やしても、税金という名の罰金をかけられてしまいます。

 そこで、サラリーマンを続けつつも、サラリーマンとは別の身分を獲得して、「節税」という名の社会貢献をしてみてはいかがでしょうか。

 方法はいたってシンプルです。「稼ぎ口二刀流」を使えば、サラリーマンとは別の身分を獲得できます。「稼ぎ口二刀流」とは、給料以外に、2つ目の稼ぎ口を作る生き方です。

平成は「節約の時代」、令和は「節税の時代」

 なぜ2つ目の稼ぎ口を作る必要があるのか。それは、雇われる稼ぎ方では、どんなに逆立ちしても、永遠に「節税」できないからです。

 でも、雇われない稼ぎ方であれば、好きなだけ「節税」ができます。だからこそ給料とは別に、雇われない「2つ目の稼ぎ口」を作るのです。

 平成は「節約の時代」でした。だから、失われた30年を引き起こしてしまいました。

 でも、令和は違います。令和は「節税の時代」です。失われた30年を取り戻すためにも、がんがん節税して、日本の景気を盛り上げていきましょう。

**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。