AIは知的なパシリ
「命令コトバ」をうまく使い、AIに具体的な指示を出すことで、効率的に魅力的な文章を生み出すことができる。
広告コピーに限らず、報告書や議事録でも、重要な情報や要点を明確にし、「命令コトバ」を使ってAIに要約文を生成させることで、時間の節約や正確性の向上が期待できる。
たとえば、自分の名前を調べるエゴサーチをAIに聞いている向きがいるが、これはまったくもってAIの使い方をわかっていない。
それは、使い古された検索作業でしかない。Googleにでも任せておいたほうがいい。
つまりAIに考えさせてないからだ。
先述の「命令コトバ」を使って、AIにこう考えさせてみてほしい。
筆者の場合、「横田伊佐男って誰?」と聞くと、見当違いのプロフィールが出てきたが、「背景→制限→指示」の命令コトバで指示すると、自分でも驚くプロフィール案が提示された。
ぜひお試しすることをオススメする。
つまり、AIをあたかも「パシリ(使い走り)」のように、使い倒してみてほしい。
どんな命令口調でも、どれだけ命令しても、
夜討ち朝駆けで、いつ何時の命令でも、
給料を上げろとか、疲れたとか、グチも言わずに、
「知的パシリ」として、あなたに役に立とうと健気に働いてくれるのだ。
正直に告白すると、本記事も4割はAIが書いたものだ。
「6割はまだ人間が書いてるのか」と思われるかもしれない。
しかしながら、執筆作業というのは「最初の書き出し」が重いものだ。
この重たい書き出し作業をAIに代替してもらうことで、執筆後半の創造、修正のみに集中できたのは、大いに生産効率につながった。
次号の(AIを知的にパシらせろ)では、AIをさらに高度にパシらせる「命令コトバ」を紹介する。
それは、3年かけて書き上げた拙著『最強のコピーライティングバイブル』(ダイヤモンド社)のエッセンスを1枚の「命令コトバ」に集約したものだ。
マーケティング、コピーライティングの作業をAIにパシらせることができるか、その全貌をご紹介したい。
売れるコピーの法則を
国内成功100事例で初公開!
著者からのメッセージ
このたび、『最強のコピーライティングバイブル』を出版しました。
これまで世に出回るコピーライティング本は、言葉の語感を少々いじるものがほとんどでした。
しかし、それだけで売れるコピーは書けません。
なぜなら、売れるコピーを書くには、「戦略」「キャッチコピー」「セールスコピー」ごとの法則があるからです。
その「幹」を学ばずして、言葉の語感の「枝」ばかり触れても、売れるという大目的には近づかないのです。
そこで、売れたという検証を公開した世界的3大名著“黄金のクラシックシリーズ”3部作に範を求め、日本の事例を掲げてそのレシピ、成果を大公開しました。
世界的3大名著とは“黄金のクラシックシリーズ”3部作(以下、3部作)」です。
この3部作は、仮説一切なし!
マーケティング・コピーライティングにおける「成果実証済・検証結果付き名著」。
その3部作とは……
●ジョン・ケープルズ著、神田昌典監訳、齋藤慎子+依田卓巳訳
『ザ・コピーライティング』
●ロバート・コリアー著、神田昌典監訳、齋藤慎子訳
『伝説のコピーライティング実践バイブル』
●ボブ・ストーン+ロン・ジェイコブス著、神田昌典監訳、齋藤慎子訳
『ザ・マーケティング【基本篇】』『ザ・マーケティング【実践篇】』
私は、ダイレクトマーケティングの世界で20年以上、一流大企業を中心に数百社超、年間3000人、のべ2万人超のビジネスパーソンに体系的研修を行ってきました。
そのため、日頃から企業や受講者の課題点をすばやく摘出し、短時間で確実な成果へと引き上げる“超訳力”を駆使しています。
その経験を活かし、大胆にも、3部作計2000ページ超のエッセンスのみを10分の1の200ページ超に圧縮し、“超訳”したのが本書です。
“超訳”結果として、2000ページはさすがに読めない読者に、9割を大胆カットし、成果を挙げる稀少部分のみ抜き出しました。
だから、本書1冊だけ読めばいいという10分の1の薄さのハンドブックになっています。
ただ、ページ数を薄くはしましたが、中身の充実度は、本家にひけをとりません。
とりわけ、文中で紹介する事例は、国内事例に絞ってかなり分厚くし、充実の内容に仕上げています。その数、なんと24業種・100事例!
たとえば……
アウディ、日本航空、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDI、ダイソン、キユーピー、サントリー、ソニー損保、サッポロビール、サンスター、イオン、楽天、イエローハット、大塚家具、三井不動産商業マネジメント、カゴメ、四谷学院、救心製薬、山田養蜂場、アメリカンファミリー生命保険、ファーストリテイリング、ミスタードーナツ(ダスキン)、年末ジャンボ宝くじ、再春館製薬所、KADOKAWA、マイナビ、ユニセフ協会、キューサイ、ヤマハ、ハーレーダビッドソン、資生堂、健康コーポレーション、セコム、ライオン、厚生労働省、JR東海、麒麟麦酒、NHK、神田昌典氏(順不同)など。
実例のほとんどは、売上や認知度が高く、大成功しているものばかり。これらの実例について、法則や実績を公開したのが本書です。
もし、まだ「売上が上がるコピーをスラスラ書けない」ことに不安があるとしたら、そんな不安は本書を読み終える頃には一掃されているでしょう。
なぜなら、検証済の体系的な理論と知識が素早く身につき、成功企業の非公開レシピ(実例)がラクラク手に入るからです。
それに、こんな秘密、知りたくありませんか?
●なぜ、ソニー損保は13年連続売上No.1なのか?
●なぜ、ここ数年、福山雅治『龍馬伝』(2010年)の視聴率を超える大河ドラマは出てこないのか?
●なぜ、街中でよくアウディを見かけるのか?
答えは、これらが多くの人に支持され、売れているからです。
その要因の1つが、キャッチコピーであり、セールスレターです。
ただ、そんなことは、わかりきっている。
知りたいのは、どうやって売れるコピーが書かれているのか、という法則です。
本書では、その法則を惜しむことなく、すべて公開しました。
これらの身近な商品のコピーは、どのようにつくられているかを知ることで、自分の成功法則へと落とし込めるはずです。
本書をフルに活用すれば、いままでより10倍速く、10倍濃密で売れるコピーライティングが書けるようになります。
そのために、「理解する」→「使ってみる」→「成果を挙げる」の順で、読者を案内する。「理解」した後は、実践で「使って」いただきたい。その先にある「成果」に必ずたどりつきます!
【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】
『最強のコピーライティングバイブル
──伝説の名著3部作が1冊に凝縮! 国内成功100事例付き』
神田昌典
「これは、今後100年、
歴史に刻まれる名著だ! 」
ロングセラー第5刷出来!
サントリー、ソフトバンク、アウディ、ソニー損保、再春館製薬所、山田養蜂場、ユニクロ、イオン、資生堂、JAL、JR東海、カゴメ、四谷学院……
すべて国内事例だから、
すぐ使える!
あの「伝説の名著3部作」計4冊――
『ザ・コピーライティング』 『伝説のコピーライティング実践バイブル』
『ザ・マーケティング【基本篇】』&『ザ・マーケティング【実践篇】』
計2000ページ超を、たった1冊でモノにする!
ビジネスブックマラソンでも、「国内の成功事例を読みたい方には、おすすめの内容」と紹介!
<本書の3大特長>
特長1) 名著“黄金のクラシックシリーズ"3部作を1冊に“ALL IN ONE"!
特長2) 現場で使える3ステップでラクラク体系化!
特長3) 3部作の海外事例を、すべて「24業種国内成功100事例」で収録!
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【目次】
◆【監修者・解説者はじめに】──神田昌典「戦略としてのコピーライティング」
◆【著者はじめに】──伝説の名著3部作を“ALL IN ONE"!
あなたも10倍速で売れるコピーが書ける!
◆【PART1】戦略を練る──【超訳】『ザ・マーケティング【基本篇】』&『ザ・マーケティング【実践篇】』
◆【PART2】グッと惹きつける──【超訳】『ザ・コピーライティング』
→「新情報訴求」最強のキャッチコピー8つの型
→「価格訴求」の最強キャッチ―コピー8つの型
→「情報・エピソード訴求」の最強キャッチコピー2つの型
→「キーワード訴求」の最強キャッチコピー10の型
→「その他訴求」の最強キャッチコピー10の型
◆【PART3】すぐ行動させる――【超訳】『伝説のコピーライティング実践バイブル』
◆【PART4】テスト! テスト! テスト!
◆【PART5】超訳サマライズ:本書を使いこなす