TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【医師が教える】<br />脳卒中のリスクが下がる食べ物Photo: Adobe Stock

肉や卵を食べれば
脳卒中のリスクが下がる

肉に含まれる飽和脂肪酸は、脳卒中のリスクを下げる可能性もあります。

国立がん研究センターの研究成果で、2013年に『ヨーロピアン・ハート・ジャーナル』という国際専門誌上で発表されました。

この研究では、心臓病や高血圧症といった循環器疾患にも、がんにもかかっていなかった男女約8万2000人を対象として、平均約11年間調査しました。

「脳卒中」の発症リスクの差

その結果、脳出血や脳梗塞による「脳卒中」の発症リスクは、飽和脂肪酸をもっともたくさん摂取するグループでいちばん低く、飽和脂肪酸の摂取量がいちばん少ないグループより23%低かったのです。

心筋梗塞では、飽和脂肪酸の摂取量が増えるほど発症リスクが高まります。

肉や卵から
動物性脂肪の摂取を増やす

脳卒中と心筋梗塞の発症リスクが少ないのは、飽和脂肪酸が「1日20g」前後のグループ。

日本の成人の飽和脂肪酸の摂取量は「1日17g」くらいですから、良質の肉や卵からもう少し動物性脂肪の摂取を増やしてください。

※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。