神奈川大学はどんな雰囲気?
横浜というお洒落イメージのある土地で、キャンパスライフを満喫している神奈川大の学生。地方出身者が多いせいか、キャンパスへの満足度は高い。授業がない日でも学校に足が向く、という学生も。立地の影響もあるのか、ファッションもほどよくお洒落にまとまり、彼らなりに都心を楽しんでいる様子。
キャンパスがみなとみらいにできたことで、キラキラ女子やイケメンが増えたという噂も。買い物や飲み会は、比較的キャンパスの近くですませられる。横浜キャンパス近くの六角橋商店街には、うるさくしても怒られない学生御用達のお店がいくつかある。
サークルによっては、そういうお店に行って、それなりに飲む。このように、東京から離れた場所で、一昔前の「大学」と「大学生」が生き残っているのが神奈川大学なのである。
玉川大学はどんな雰囲気?
クラス制をとっており、友達はできやすい。「面倒見が良いので、中退する学生は少ない。学費が高すぎて辞めづらいのかもしれないけど……」(文学部生)。きちんと勉強させる風土があり、授業をサボるような学生は異端扱いだ。「出席が厳しくて課題が多いから、学生同士の仲間意識は強い」(農学部生)。
こうした環境にもかかわらず、学内恋愛は少ない。女子に比べて男子のルックスは、かなり格落ち。邪気のない純朴さだけが目立つ。かといってインカレのサークルに入る学生も少なく、小さくまとまる傾向。日大や横浜国立大、学芸大などのすべり止めで入学する学生も多いが、一度入れば他大を意識することは少なく、コンプレックスはさほど強くない。
高校のようにホームルームがあったりと、独特の文化も特徴。サークル活動は地味。公認サークルしか認められておらず、勝手に作ろうとしてもビラをまいたりポスターを貼ったりしていると、すぐに職員が飛んでくる。
学生の多くは勉強熱心で、何もかもお膳立てしてもらいたい体質。大学もとっても教育熱心。そこには見事な調和が存在している。