自分に直接関わる事柄だけでなく
社内の動きもつぶさにキャッチ

 ホウレンソウのやりとり以外にWorkplaceの便利な機能をご紹介しましょう。

 投稿に対するコメントは、スレッド(ツリー)で表示できます。「いいね」のアクションとは別に、ハートマークの「超いいね」で返事をすると、「了解しました。そのまま進めてください」の指示になる、というルールを徹底して運用をしています。これにより、忙しい上司からの返答が格段に早くなりました。

 チームで「ホウレンソウ」を共有しつつ、確実に届けたい人は、タグ付けをすることで、相手にお知らせが届きます。タグ付けされた人は、必ずなんらかの返事(アクション)をしなくてはいけません。投稿ごとに誰が読んだかがリストで表示されることもあり、「既読スルー」する人はいません。

 ほかにも、気軽に社内アンケートができたり、リンク先の資料をプレビューできたり、日時を指定して投稿できたり、業務をスムーズに進める機能がいろいろ用意されています。

 さらに、私が最も評価している機能をご紹介しましょう。それは、Facebookを利用されている人ならご存じだと思いますが「ニュースフィード」です。Facebookでのニュースフィードの説明を引用しましょう。

「利用者がFacebookを訪れるたびに、それぞれの人にとっていちばん重要な記事を紹介すること。それがニュースフィードの目的です。ニュースフィードは、Facebookでつながっている友達や家族、企業、ニュースサイトなどがシェアする写真や動画、リンク、最新情報などで構成されています。一人ひとりに合わせてパーソナライズされ、リアルタイムで変化します」

 このFacebookのメイン機能ともいうべきニュースフィードが、Workplaceにも活かされています。簡単に説明すると、Workplaceにアクセスするたびに、社員一人ひとりにカスタマイズされた最新の「社内新聞」が表示されるのです。

 自分宛ではないけれど、同じプロジェクトのAさんとBさんの会話だったり、「フリートーク」で盛り上がっている話題だったり、テンパっているプロジェクトのやりとりだったり、遠く離れたオフィスでの誕生日サプライズの動画だったり……。

 このニュースフィードに加え、「トレンドの投稿」というコーナーもあり、まさに社内で盛り上がっている話題を教えてくれます。

 仕事のホウレンソウを確認するためにWorkplaceにアクセスすると、社内の最新情報やホットな話題や、興味深い会話が聞こえてくるのです。気になる投稿があれば、気軽にコメントすることで、コミュニケーションが広がります。

 オフィスに出社すると、自分に関連する仕事の話だけでなく、いろんな人に会えたり、いろんな情報に触れたりすることができます。それに近い感覚がWorkplaceにあります。

 ただし、テレワークする人だけのコミュニケーションツールにしてしまうと、効果は半減以下です。社員全員が使って初めて、大きな効果を生み出します。そして何より、ポストコロナのハイブリッド型テレワークをフェアにするための重要な要素にもなります。

 最近の講演では、テレワークを成功させる一つの方法として、「チーム型ホウレンソウ」+「雑談」が有効という話をしています。これは、Workplaceでしかできないというものではありません。目的や運用のイメージをご理解いただき、お使いのコミュニケーションツールを活用し、会社のツールに合った運用ルールをつくることで、「チーム型ホウレンソウ」+「雑談」をぜひ実現してください。