マンダムの調査では、カジュアルギフトを「よく贈る（ある）」人の割合が最も多いのがZ世代である10代の男性で、「たまに贈る（ある）」の割合が最も多いのはZ世代を含む20代女性という結果が出た（調査実施：22年12月）拡大画像表示
その理由として考えられるのが、スマホでギフトを選び、SNSなどによって簡単に相手に贈ることができる「ソーシャルギフト」の普及だ。
例えばLINEが提供している『LINEギフト』は、さまざまな商品の中から選択して、LINEでつながっている友達をタップするだけで、簡単にギフトを贈ることができる。贈られた側はLINEに通知が来て、商品であれば自分の住所を入力して宅配で受け取ることができる仕組みだ。
スターバックスコーヒーのドリンクチケット（税込み500円）や、ローソンのからあげクン（同238円）、ファミリーマートのファミチキ（同220円）など、店舗で提示すると受け取ることができる電子引換券を贈ることも可能だ。
100円台、200円台、500円台の安価なものがあり、ちょっとしたお礼として気軽に贈れることも特徴の一つだ。思い立ったときに贈ることが習慣として根付き、カジュアルギフトが日常の行為として広まっている。
