企業の生き残りに欠かせない
最良の一手
当社では、曖昧模糊としたブランディングを少しでも身近に感じていただけるよう、無料のウェビナーを開催しています。近年はたびたび「サステナビリティ・ブランディング」をテーマにしているのですが、ともすると参加者から「CSRに近い内容だった」「SDGsに関する事例が聞けると思っていたがパーパス・ブランディングだった」といった感想が寄せられることがあります。
しかし、サステナビリティ・ブランディングはこうした理解とはまったく異なるものです。
サステナビリティ・ブランディングは企業経営そのものであり、短期的にも長期的にも収益を増加させるだけでなく、あらゆるステークホルダーに働きかけ、企業価値向上を実現する、これまでにないまったく新しいブランディング手法です。
「ソーシャルグッド」を起点に不毛な価格競争を抜け出して競争優位性を築き、収益を上げ、あらゆるステークホルダーに選ばれ続ける状況を作り出すものです。ソーシャルグッド、すなわち社会に好影響をもたらす取り組みを起点にすることで、SDGsやESG、パーパス経営、サステナビリティ経営、あるいはマーケティング戦略のすべてを結びつけることが可能になるのです。
また、これまでブランディングの効果が限定的であると考えられてきたBtoBビジネスにおいても高い効果を発揮します。
サステナビリティ・ブランディングは、経営戦略に組み入れて全社的に取り組むべきものですが、みなさんが思うほど実現のハードルは高いものではありません。
「サステナブルなことをしても利益を生まない」
「ブランディングは多大な費用と時間がかかる割に、業績への貢献度がわかりにくい」
「BtoCならともかく、BtoB領域にはブランディングは不要」
こうした“定説”が、少なくとも今の時代には当てはまらないことにいち早く気づき、自社の固有資産であるブランド力を活用できた企業こそが、各業界の先頭集団となると確信しています。
あらゆる企業が「サステナビリティ=脱炭素」「ブランド戦略=イメージ戦略」などの思考停止状態を抜け出し、100年先まで「選ばれ続ける存在」になることを願っています。