「とっつきやすい所から始める」のがポイント!
「とっつきやすい所から始める」というのは、様々なことを継続するためのポイントのひとつです。ふだん、計算や数字から離れている方にとっては、良い肩慣らしや準備運動としてスタートできるのではないかと思います。
また本書は、スモールステップ形式(きめ細かい段階的な学習)で構成されているので、徐々に、かつ着実に「19×19までの暗算」がマスターできます。そのため、「できる」「できる」「これもできる」と、自己肯定感を高めながらどんどん進めることができます。
さらに、「19×19までの暗算」は学校では習いませんので、1冊やり切って習得した際に、「達成感が得られる」「今までできなかった計算ができてうれしい」という感想を多くいただいています。計算や数字に久々に親しめるだけではなく、モチベーション向上にもなりえるのです。
本書を1冊解いて、自己肯定感、モチベーションを上げてから、算数や数学の本格的な学び直しに入れば、スムーズに進められる可能性は大きいと思います。また、「19×19までの計算」は、整数のかけ算では、九九、2ケタ×1ケタ(1ケタ×2ケタ)に次いで、頻出の計算といえるので、その意味でも役立ちます。
まとめると、この本がきっかけになるのは、次の2つの理由です。
・「2ケタ+1ケタ」というとっつきやすい所から始まる
・1冊やりきることでやる気が向上し、次への学習に進みやすい
さまざまな計算法がありますが、おみやげ算を、そのひとつに加えてみるのはいかがでしょうか。まずは、11×11~19×19の暗算をマスターしましょう。小学生の計算力強化はもちろん、大人の脳トレとしても役立つ、『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』がおすすめです。