お金はエネルギーのようなもの
使うからこそ、得られる

 お金が集まってくる人と、そうでない人。いったい何が違うのでしょうか?

 大前提として、お金とは周りのために使うことで、より一層集まってきます。

 使わないと、それ以上は集まってきません。なぜなら、お金とはエネルギーのようなものであり、「使う」からこそ、「得られる」からです。

 お金とは運動体であり、「流れる」からこそ「活きる」からです。

 あなたがもし、お金を手元に貯め込んでいた場合。お金は外で活躍することができません。何の役にも立てず、死んでいるのも同然です。ですが、お金を良い目的に使った場合。お金は社会に流通し、さまざまな人のお役に立つことができます。

 社会で貢献できることは、お金にとってもうれしいこと。だから「また良い使い方をしてほしい」と、あなたのもとに仲間を連れて帰ってきてくれるのです。

 お金は良いことに、どんどん使っていきましょう。

 身の回りの人はもちろん、知らない人や社会全体に貢献できそうなことにも、気持ちよく使いたいものです。それは、自分の感謝貯金を積み上げることと同義です。

 浪費ではなく、立派な“投資”の一種です。

 実際、お金持ちほど寄付行為に熱心です。欧米、特にキリスト教文化圏では成功したお金持ちが寄付や献金を行うのは当たり前のこととみなされています。

 とはいえ、誰もが最初から多額の寄付を目指すことはありません。

 お菓子を周りに贈るなど、ちょっとしたことでも十分。それだけでも好意の返報性が働くため、声をかけてもらう機会が増えるなど、人間関係は濃密になっていきます。

 また書籍を購入したり、セミナーに参加するなどの学びへの投資も推奨します。

 なぜなら、あなたが得た知識や技術を、ライブ配信などで伝えることで、周囲のお役に立てるからです。

「今はお金がないので、学べない」という人がいるかもしれません。

 でも、よく考えてみてください。順序が逆になっています。

 収入を増やしたいから、挑戦をしたいはず。それなら最初の自己投資の資金を稼ぐために、アルバイトや自己アフィリエイトなど、何らかの道は見つかるでしょう。

 ステージを上げたいなら、自分が先にお金を使い、情報を獲得することです。