「世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」として活動する南祐貴氏、4代目バチェラーとして知られる黄皓氏、実は二人は経営者であり、2023年に同じくダイヤモンド社から『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』『超完璧な伝え方』という本を出版したという共通点がある。さらに二人は、メディア露出を始める以前からの友人でもあった。二人の若き経営者が、お互いの書籍について、コミュニケーションについて、そして日本の未来について、熱く語り合った!(司会・構成/ダイヤモンド社・亀井史夫 撮影/小島真也)

コミュニケーションは全人類共通の課題だろ?南祐貴(セカニチ)さんと黄皓さん(右)

メディア露出する以前からの友人

――お二人は、いつ頃からお知り合いなんですか。

南祐貴(以下、南) 2018年頃ですね。僕が「Koru」という宿泊施設をオープンするために工事をしていました。共通の友人が黄皓をKoruに連れてきてくれて、工事中の現場を見てくれて、という流れになります。

――じゃあ、けっこう古いんですね。

黄皓(以下、黄) もう5~6年だよね。意外と長い付き合いで。もともと僕は不動産投資にすごく興味があったし、ホテルの運営を自分でやってみたいなという思いもあったので南くんを紹介されたんです。あと、ちょっと変わってるじゃないですか、彼。ぶっちゃけた話(笑)。

 お互いな(笑)。

 厚かましいし(笑)。けっこう共通の友人もそこで増えたりして、お互い情報交換しながら、気づけばもう6年間ずっと同じLINEグループで、ひたすら情報交換してます。

 黄皓はジムの経営もしているので、Koruがオープンしたあとも「マッスルバー」という企画を一緒にやりました。マッチョな男たちがお客様をおもてなしします。マッチョ好きな女性も、鍛えたい男性もどっちも来て盛り上がるマッスルパーティをやっていました。

 マッスルパーティは2回ぐらいやりましたね。最初はプライベートの付き合いだったんですけど、徐々にお互いの事業のフェーズが重なっていって。私は経営者として会社を2~3社やっていて、彼は施設の運営から情報発信のほうへシフトしていった。情報交換はずっとしていたので、彼が本を書く話も、私はうかがっていました。で、僕が本を書くってなったときも、「どういう始め方がいいんだろうね」とか、「出版社どうやって選んだらいいんだろうね」みたいなのは、けっこう気軽に相談できる仲でしたね。

――その頃すでに黄さんはテレビに出られていたんですか?

 出会ったときは出てなかったね。

 僕はもともと芸能活動をやりたかったわけではないんです。でも成り行きでテレビに出させてもらったり、「バチェロレッテ」に参加させてもらったり、バチェラーになったりって、ちょっとずつメディア露出は増やしていったんですけど。

 そうですね。メディア露出する前からの友人です。

 僕は友人だとは認めていないから(笑)。

 おい!(笑)