「なんでいつも自分ばかりが我慢しているんだろう…」。イライラして眠れない、ストレスがたまりがちな人におすすめなのが、『無意識さんの力でぐっすり眠れる本』(大嶋信頼著)だ。心理学的なアプローチによって、不安や不満などの不快な感情を消し、読むだけで眠くなるメソッドを多数紹介。眠れるようになるだけでなく、ストレスを根本から消してくれる「不思議な催眠効果」がある1冊だ。「2ページ読んだだけで眠れた」「ストレスが消えた」「自己肯定感が高まった」などの感想が多数寄せられている。今回は発売を記念して、本書から特別に一部抜粋、再編集して紹介する。

「いつも自分ばかりが我慢している…」。ため込みやすい人がストレスを劇的に減らす方法とは?Photo: Adobe Stock

周りに気を使いすぎていませんか?

夢を自由にデザインできるとしたら、どんな夢が見たいだろう?

こんな想像をすることが「アサーティブネス」(自己表現や自己主張)の訓練になります。

「いつも自分ばかりが我慢している」「相手に伝えたいことが伝わらない」などのストレスがあると眠りづらくなります。

日頃から相手の気持ちを考えていたり、周りの状況を見すぎて言いたいことややりたいことを我慢したりしてしまうと、脳にストレスがたまっていきます。

そして、夜になるとそのたまったストレスで眠れなくなってしまうのです。

ストレスを激減させる「幸せな夢をデザインする方法」とは?

ストレスで眠れない、という方は「幸せな夢をデザインする方法」を使って、アサーティブネスをトレーニングしてみましょう。
この方法を寝る前に使うと、昼間のストレスがどんどん軽減して、ぐっすり眠れるようになります。

アサーティブネスは「わがままになる」「強引に我を通す」ということではなくて、自分の素直な気持ちや意見を相手にも配慮しながら表現することです。

アサーティブネスがうまくできるようになると、自分の伝えたいことがスムーズに伝わり、心地のよい人間関係が築きやすくなります。

この訓練は、眠る前に布団に入ったときに「今日はどんな夢を見たいかな?」と考えることから始まります。

夢の中では自由になんでも実現できます。

空を飛ぶことだって、プロスポーツ選手になることだってなんでも可能。どんなドラマでも自分が思った通りに展開できるのです。