なぜか仕事が終わらない!「すぐやる人」に生まれ変わるためのタスク管理術とは?タスク管理は「タスクを見える化し、自分に対する信用を高めるための方法」だ(写真はイメージです) Photo:PIXTA
*本記事は本の要約サイト flier(フライヤー)からの転載です。

おすすめポイント

 あなたはタスク管理が得意だろうか。これまでの人生で試行錯誤の末に洗練させてきた、自分に合ったタスク管理術があるだろうか。もしタスク管理が得意ではなかったり、自分に合うタスク管理術を探していたり、もっとテキパキとタスクを片づけていきたいという思いがあったりするなら、本書がその助けとなってくれるだろう。

なぜか仕事が終わらない!「すぐやる人」に生まれ変わるためのタスク管理術とは?『なぜか仕事が早く終わらない人のための 図解 超タスク管理術』 佐々木正悟著 あさ出版刊 1430円(税込)

 本書の著者である佐々木正悟氏は、米アヴィラ大学で心理学を学んだ経験を持つ心理学ジャーナリストだ。心理学の知識をもとに、『スピードハックス』や『イラスト図解 先送りせずに「すぐやる人」になる100の方法』などといったビジネス書を上梓してきた。

 本書では、タスク管理を「タスクを見える化し、自分に対する信用を高めるための方法」と定義している。その上で、タスク管理のメリットの一つとして、周囲からの信用が高まることを挙げる。タスク管理によって、効率よく着実に仕事を進められる人は、急な依頼にも対応できる余裕があり、周囲から「あの人に任せておけば大丈夫」と思ってもらえるのだ。

 とはいえ、タスクを漏れなく完了させていくのは簡単なことではない。忙しすぎていっぱいいっぱいになってしまうこともあるし、やる気に満ちあふれているのに不思議と身体が動かないこともある。

 本書を読むと、そのような課題を見事にクリアできるようになるだろう。

 本書のメソッドを参考に、自分に自信を持てて、周囲からの信頼も得られるタスク管理術を身につけてもらえたらと思う。(庄子 結)