荒れないLDK収納のわがままルール【文具】
「書く/消す/メモ/切る/貼る/留める」で粗く区別する

 文具の引き出しが使いにくい大きな原因は二つ。一つは、「分け過ぎ」です。ペン、鉛筆、ハサミ、カッター、のり、ホチキス…ひとつひとつ置き場所を確保しようとすると引き出しがいくつあっても足りません。以下のように粗く用途で分けて、2~3種類のアイテムを同じ場所に収納しましょう。まとまりが出て使いやすくなります。

●書く:ボールペン、サインペン、筆ペン、鉛筆(鉛筆削りもここに)
●消す:消しゴム、修正テープ
●切る:ハサミ、カッター、レターオープナー
●貼る:スティックのり、テープのり、セロハンテープ、マステ
●留める:ホチキス、クリップ
●メモ:付箋、メモパッド

荒れないLDK収納のわがままルール【文具】
多すぎる在庫は「ストック」として区別する

 もう一つの原因が、「多すぎ」です。無料でもらったモノ、気軽に買い足したモノでいつの間にか増えてしまうので、使いきれない分は思い切って処分しましょう(どうせまた入ってきますからね)。残す分はストックとしてコンパクトにまとめ、引き出しがぎゅうぎゅうにならないようにしてください。ペンは輪ゴムでまとめて引き出しの奥へ、メモパッドや付箋は大きめのジッパー付き保存袋にまとめ、レターセットや封筒などと一緒に保管しておくと邪魔になりません。

 今回は、荒れないLDKのわがままルールを解説しました。何かひとつでも、「そうやって分ければいいのか!」というヒントになれば幸いです。

 片づけ方法の正解は、家の数だけあります。わがままルールで、いいのです。自分の感覚に合わせた片づけの仕組みづくりについては、『家じゅうの「めんどくさい」をなくす』という本で詳しく書きましたので、こちらも読んでみてくださいね。

(家族の片づけコンサルタント sea)