英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
英語でストーリーを伝えるトレーニング
会話を楽しむためには、ストーリーを伝えることが必要です。
「実はこんなことがあって…」と話せれば、会話は広がり盛り上がっていきます。
第2章では「出来事や状況を伝えるトレーニング」を用意しました。
イラストで描かれている出来事を英語で説明してみましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
Alexは昔よく何をしていた? 今はどうだろう?
Alex _________________________________________________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
Alex used to run marathons when he was young.
He can’t run long distances now.
アレックスは若い頃、よくマラソンをしていました。
今は長距離を走ることができません。
used to~ 「以前はよく~していた」
used to+動詞の原形は、①「以前はよく~したものだ(過去の習慣)」、②「かつては~だった(過去の状態)」という意味を表します。
なお、used [ju:st]は、発音にも注意が必要です。
学んだ表現を例文で定着させよう!
I used to make pizza with friends.
私は友達とピザを作ったものでした。
●過去の習慣
I used to play tennis every Sunday.
私は毎週日曜日にテニスをしたものでした。
●過去の習慣
He used to live by the ocean.
彼はかつて海の近くに住んでいました。
●過去の状態
There used to be a fast-food restaurant here.
ここにファストフード店がありました(今はもうありません)。
●過去の状態
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)