誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】不安・イライラを消すテクニック…“待たされるストレス”から解放される3つの方法Photo: Adobe Stock

待つことによる不安

今日はストレスを減らす方法についてお話しします。反応や返答を待つことが苦手な人に、とくにオススメの方法です。

待つことによって生じる不安や煩わしさは、誰もが経験するものです。

たとえば、メールやLINEをしても相手からすぐに返答がないと、いつ返事がくるか不安になります。このような待ち時間は落ち着かないものです。

「待つ」をやめる3つの方法

待つことによって生じるストレスを減らすためには、「待つ」ということをしないようにする手立てがポイントになります。

そのための具体的な方法は、3つあります。

連絡を待っていることを伝える:メールやLINEをするときに、返答がほしければ「連絡をお待ちします」ということを明確に伝えておきます。
即座にアクションする:連絡を受けた場合、自分がなるべく早くレスポンスすることによって、相手の反応を促すことにつながります。
メモをとる:連絡を待っていることや結果が出る日をメモに書き留め、それまでは頭からとり除くことで、一時的に忘れることができます。

これらの方法を実践することで、待つことによるストレスを軽減できると思いますので、ぜひ日常生活にとり入れてみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。