【楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。
お客さんのどんな問題を
解決できるかを探る
自分が売りたい商品には、ある程度の市場規模があることがわかった。
でも、ほんとうに売れるかどうか、まだ確信が持てない……。
そんなときは、「その商品はお客さんのどんな問題を解決できるか」を考えてみましょう。
自分が扱う商品がどんな
お客さんの問題を解決するか?
私が扱うカリフォルニアワインを例に考えてみましょう。
私がワインを売ろうと考えたころには、すでにワインの通販サイトはたくさんありました。
そんななか、カリフォルニアワインがお客さんのどんな問題を解決できるのか? を考えてみたのです。
自分の「好き」の
強みと弱みは?
私のまわりでワインに興味がある友人や知り合いの多くは、ワインを買うときに「ハズしたくない」という思いが強い傾向がありました。
つまり、渋すぎたり酸っぱすぎたりするワインを買ってしまって、ガッカリしたくないと考える人が多かったのです。
その点、カリフォルニアワインは、生産した年や産地によるあたりハズレが、ヨーロッパのワインより少ないのが特徴です。
また日照時間が長いという特性もあって、カリフォルニアではブドウをしっかりと成熟させることができるため、ひと口目からブドウの味が楽しめるものが多く、ハズす確率が低いといえます。
どんなワインかわかりづらい
という問題を解決する
次に、ワインに興味はあるけれど、ラベルを見ただけだと、どれが自分好みのワインなのかを判断するのが難しいという問題もありました。
つまり、「どんなワインかわかりづらい」ということです。これについても、カリフォルニアを含むアメリカのワインのラベルは、ヨーロッパのものよりシンプルでわかりやすいです。
アメリカでは、75%以上同一品種のブドウが使われていれば、「カベルネ・ソーヴィニヨン」「ピノ・ノワール」など、その品種をラベルに記載できるというルールがあります。
そのため、自分の好みのブドウの品種がラベルに書かれているものを選べば間違いは少ないので、わかりやすいのです。
他店と差別化する要因
さらにカリフォルニアワインには、ヨーロッパで生産されているブドウと同じ品種でも、気候などの関係で濃厚な“果実味”を味わえるという特性があります。
そこで私のショップでは、よりリッチな味わいが楽しめるワインを優先して品ぞろえすることで差別化していったのです。