誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】最適なタイミングで効率的に仕事をこなす方法Photo: Adobe Stock

パフォーマンスには
波がある

今日は人間の能力に影響を与える要因についてお話しします。

人間はいつも一定の能力を発揮するわけではなく、波があることはよく知られています。

気温や時間帯、天気によっても体調は変動します。

時間帯や天候によって
集中力が変化

同じ1時間であっても、朝と昼や夜では生産性に大きな差が生じることがあります。

アテクシにとっては、朝いちばんに物書きやVoicyの収録をするのが効率的で、その出来もほかの時間帯に比べてよいことが多いです。

また、体調によっても作業の進捗が大きく異なります。たとえば、食後や気温が低すぎたり高すぎる日は、集中力が低下し、作業効率が悪くなりがちです。

自分が調子のよい
タイミングを活かす

このように時間帯や体調が作業に与える影響を理解し、自分が調子のよいタイミングを活かすことで、より生産的な生活を送ることができます。

ただし、隙間時間を有効活用するには、時間帯や体調によって縛られすぎないほうがよいと思います。

自分の調子を理解して
生産性を最大化する

朝型・夜型のタイプは、人それぞれで、どちらがよいというわけでもありません。

生産性を最大化するためには、自分自身の体調や生活リズムを把握し、最適なタイミングで行動することが大切です。

時間や体調による差を理解し、物事を進める際には計画的なアプローチが効果的なんですね。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。