ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

ビール各社は2023年10月の酒税改正によるビール減税の追い風に沸きました。一方で、23年に大きな動きがあったのが新ジャンルです。長年、売り上げトップを維持してきたキリンビールの「のどごし生」が首位から陥落し、サントリービールの「金麦」に抜かれたのです。両社のブランド戦略の明暗が分かれた格好です。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、「三井住友信託の“住友支配”に異変」と「5大商社『洋上風力』番付」の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

キリン「のどごし生」首位陥落で「金麦」が逆転!新ジャンルのブランド戦略でサントリーと明暗

のどごし生と金麦

 ビール各社は、2023年10月の酒税改正によるビール減税の追い風に沸いた。カテゴリー別で、23年にビールが復調の気配を見せる一方で、大きな動きがあったのが新ジャンルだ。長年、売り上げトップを維持してきたキリンビールの「のどごし生」が首位から陥落し、サントリービールの「金麦」が抜いたのだ。首位交代は18年ぶりとなる。酒税改正などで競争環境が激変する中で、両社のブランド戦略の明暗が分かれた。 >>記事を読む

三井住友信託の“住友支配”に異変!トップ人事に影響を及ぼす日本カストディ銀行の「時限爆弾」

金融 人事コンフィデンシャル#4

 国内最大手の信託銀行を傘下に持つ三井住友トラスト・ホールディングスで、トップ人事に異変の兆しがある。その鍵を握るのが、日本カストディ銀行の不正問題だ。トップ人事を巡る水面下の動きと、次期社長候補の実名を明らかにする。 >>記事を読む

5大商社「洋上風力」番付!前頭は伊藤忠、小結は三井物産、横綱は?

戦時の商社#8

 三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅の五大総合商社が激しくしのぎを削る分野の一つが、政府が脱炭素の切り札として期待を寄せる「洋上風力発電」だ。国内の洋上風力発電プロジェクトには、五大商社のいずれかが必ず顔を出している。ダイヤモンド編集部が独自に作成した「洋上風力番付」をお届けする。洋上風力で抜け出すのは?落とし穴にはまるのは? >>記事を読む

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