婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられています。ですが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえませんよね! 今回はその中から、会話で気をつけることについて紹介します。

「なんでもいい」だけじゃない。意外なNG回答

「何が食べたい?」と聞かれたときの、意外なNG回答。育ちがいい人は言わないことPhoto: Adobe Stock

「何が食べたいですか?」

と聞かれたとき、お店選びに気を使わせたくないという配慮や、相手の方の選択肢も狭めないようにという気遣いから

「中華以外でしたら……」

という答え方をしたことはありませんか? 

気を利かせたつもりでも、

「食べたいものを聞いているのに、なぜ食べたくないものを答えるのか」

と不快に感じられる方も。

この場合は、

「○○が食べたいです」

と素直におっしゃるのがいちばん好感度の高い答え方です。

「○○以外」と言う場合は、

「この頃フレンチが続いているので、フレンチ以外で」

「パクチーが苦手なのでエスニック系以外が希望です」

というように理由をセットで伝えられるとよいですね。

「何でもいい」「○○以外」では、相手の方は困ってしまうもの。
自分の意見をきちんと伝えられるのが、育ちがいい人であり、好かれる人です。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!