「共感しかない!」「載っていた商品を買いに走った!」と幅広い世代の心をつかんだ『キレイはこれでつくれます』。本書は、美容好きで知られるMEGUMIさんがこれまでに試してきた1000以上の美容法から、多忙な中でも続けられ、結果が出たものだけを厳選して紹介し、多くの女性のバイブルとなった。
MEGUMIさんファンが待ち望んでいた新刊のテーマは「メンタル」。本稿では、新刊『心に効く美容』より一部を抜粋・編集して、10年間さまざまな経験をした末にたどり着いたMEGUMI流の思考法を紹介する。

【MEGUMIが教える】寝ても疲れが取れない人はやってみて。ぐっすり眠るためのコツ・ベスト1Photo:Adobe Stock

肌と心と身体は「質のよい睡眠」でリセット!

 肌と心と身体の修復は、寝ているときにしか行われないそうです。だから質のよい睡眠は本当に大切です。そして上質な睡眠をとるために重要なのは、身体をしっかり温めてからじわじわ体温を下げていくこと。

 まず、その日にやることを終わらせてからお風呂に入り、ちょっと怖いですが(笑)、キャンドルだけを点けてバスルームのライトを全部消します。夜なんだよ! という信号を身体と脳に感じさせ、オフモードに向けるんです。私たちは、とにかく明るい環境にいすぎ! スマホも明るいし、照明はどこでもついている。それが神経が尖る要因のひとつ。

 入浴後は、身体を冷やさないようにすぐドライヤーで髪を乾かし、温かいお茶を飲んでから、ベッドに入る。そこから少しずつ体温が下がって、眠気が出てくるタイミングでスッと眠れると、睡眠の質がまったく変わってきます

ぐっすり眠るコツは「光と音をシャットアウト」

 幸い、「眠れない」ということはあまりないのですが、眠りがちょっと浅いと感じるときには、真っ暗にして目と耳を意識して温めるようにしています。韓国の韓方医の方から「目を温めると自律神経がものすごく整うよ」と聞いてから、移動中の車などで仮眠するときにも、「めぐりズム」を使っています。めちゃくちゃ睡眠を誘導してくれるんですよ。現代人は目を酷使し、一日中エンドレスで情報をキャッチしてしまいがち。

 私は最近、夕方に仮眠するときもアイピローと耳栓を愛用中。無音にして暗闇の中で寝ると、ものすごく身体がオフるんです。光と音をシャットアウトして眠ると疲れが取れて、体力の回復度合いが全然違う! 夜はもちろん、リセット効果の高い昼寝のときにこそ活用してほしいですね。

【MEGUMIが教える】寝ても疲れが取れない人はやってみて。ぐっすり眠るためのコツ・ベスト1MEGUMI『心に効く美容』講談社刊

※本稿は、『心に効く美容』(講談社刊)より一部を抜粋・編集して構成しました。