サッカーが大好きな次男。もちろん自分でプレイするのも、観るのも、サッカーゲームも、どれも大好きです。サッカーゲームとは、スマホやタブレット、またはゲーム端末でプレイできるゲームのこと。私も、次男の働きかけでインストールし、たまに彼と対戦しています。

 とあるとき、彼がたまに出場している大会に出場した(させられた)ことがありました。見知らぬ人同士がオンラインで集い、トーナメント形式で戦う大会です。初心者大会とは名ばかりで、皆、おそろしいほど強い。まったく歯が立ちません。そこで彼と相談し、彼が自ら、初心者だけが集う大会を主催してみることにしました。

 エントリーの手続きやトーナメント表の作成などはアプリ側でやってくれますが、告知文をつくったり、知り合いに呼びかけたり。準備すべきことはいろいろあります。大会の流れや仕切り方は、参加者の目線ではおおむね理解している彼ですが、いざ自分が仕切る側となると話は違います。過去に参加したことのある大会、その中でアナウンスされていたやり取りなどをアプリの履歴で確認しつつコピーして、自分で一部修正するなど試行錯誤していました。

 まず、先行者の真似をしてみる。誰に言われるでもなく、それをスムーズに実践している彼を見て「なかなかやるじゃん」などと内心思ったりしました。もちろん、おかしな文章があれば指摘しますし、アプリの操作なども慣れないところはサポートします。でも、こんな形で興味を軸にして、自分のイメージを実現するために必要事項を学んでいくプロセスは大切にしたいと思います。

 今回はゲームの大会を主催するという形でしたが、よくよく考えてみると、サッカーへの関与の仕方とか、サッカーをネタに体験できることは、ほかにもたくさんあります。以下は、すこし振り返って次男や私たちが実践してみた例です。