「小顔矯正」に関する情報は多すぎて、どれが正しいのかわかりづらいですよね。
SNSなどでは小顔ローラー、骨を押さえるなど、さまざまな方法が紹介されていますが、実際に何をすれば小顔になれるのでしょうか。
本記事では、書籍『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』(高野直樹著、森下真紀監修)の著者である高野氏に、「小顔矯正の真実」について聞きました。
業界歴18年のプロが教える「小顔矯正」の真実
いま、「小顔矯正」に関する情報が数多くあります。そのせいで、「どの情報が正しいのかわからない」といった方が私のサロンにも多くいらっしゃいます。
私は、整骨院や整形外科のリハビリ室などで勤務し、18年間でたくさんの方の体や顔の状態を見てきました。その中でわかった「どうすれば小顔になるのか」について、今回はお伝えします。
体の構造を理解すると、多すぎる情報に踊らされず、お店選びや日々のケアができると思いますので、ぜひ参考にしてください。
小顔になるための要素
小顔になるための要素は4つあります。
1つ目は「筋肉」です。筋肉の硬さが、顔を大きく見せます。
筋肉は硬くなるとき、収縮して膨張を起こします。力こぶをイメージするとわかりやすいでしょう。
これは、特に「あご」で起こります。食いしばりや、片側でばかり噛むクセ、日中の上と下の歯の接触、こうした原因によって、あごに関わる筋肉が使われすぎて、疲労を起こして硬くなり、膨張を起こしてしまいます。
これによって、エラが張って見えてしまったりなど、顔の大きさに影響するのです。
そのため、硬くなってしまった筋肉を効果的に緩めると、そのぶん顔は小さく見えます。
2つ目は「むくみ」です。
特に喉もとやフェイスラインにむくみがある場合は、本来の顔の大きさよりも大きく見えてしまいます。そのため、むくみがなくなると顔は小さくなります。
3つ目は「脂肪」です。
単純に、痩せたら顔は小さくなります。SNSで、「小顔にいちばん効果的なのはダイエット」と言われてる方もいらっしゃいますが、私もその通りだと思います。