「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
この世は常に理不尽だらけ
パリ五輪では世紀の大誤審が続いていて、実力ある人やチームが敗退しています。スポーツの世界ではルールと審判が絶対なので、よほどのことがない限り覆りません。かつて、日本勢がノルディックを席巻したときも、欧米選手に有利なようにルール変更されましたが、結局はゴールポストを動かした者が勝利を収めるというのが、世の中の常です。
スポーツだけではありません。政治や裁判、メディアを通した世論操作など、世界は理不尽であふれています。
なかでも私たちの生活に直結する最大の理不尽は「お金」です。なぜなら、私たちが生きる資本主義の社会では、サラリーマンが資本家や政治家などから搾取されるルール(法制度)になっているからです。
お金の理不尽は、ルールを逆手に取れ!
自分を取り巻く「お金の理不尽」だけなら、何とか解消できます。それは、資本主義のルール(法律)を逆手に取ることです。
たとえば私たちに身近な税金については、税法という法律(ルール)で多勢が決します。トーゴーサンピン(10、5、3、1)という言葉をご存じでしょうか? これは職業ごとの税負担の割合を意味していて、所得税負担の不公平さを表現した言葉です。高い税金を納めているのが給与所得者であるサラリーマンです。サラリーマンの税負担の重さを10とすると、5が個人事業主、3が農家、1が国会議員、なのだそうです。
誤解のないように申し上げておきますが、これは個人事業主や農家、国会議員が脱税しているという意味ではありません。サラリーマン以外の職業には、いろいろと便利な節税手段があるので、実質的な税負担が軽いという意味です。
では、10割捕捉されるサラリーマンは、どうしようもないのでしょうか? いえ、1つだけ解決策があります。それは「資本家」になることです。あくまでも私の個人的な感覚ですが、資本家であれば国会議員並に税負担が低くなります。
資本家といっても、副業で始めるレベルの小さな資本家です。副業未満の「副業ごっこ」なら、サラリーマンでも片手間で始められます。「稼ぎ口二刀流」や「妻社長メソッド」などの定番メソッドを使えば、忙しいサラリーマンであっても本業と副業を両立できます。まずは、ネットオークションやスペースシェア、スキルシェアなど、簡単な副業から始めてみてはいかがでしょうか。
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。