2024年6月、ダイヤモンド・オンラインの有料サブスク版「ダイヤモンド・プレミアム」が始まって5年がたった。その間、総読者は9万148人（21年比2.5倍増）となり、特に有料デジタル版読者はおよそ26倍と大幅に増えた（ABC調査）。また、24年は大正2（1913）年に創刊したダイヤモンドの111周年でもある。そこで、5年間を振り返り、今回は22年に読者の支持を集めたベスト特集を紹介していく。5周年記念として、「高年収＆高収益 勝ち組企業」や「役職定年の悲哀」、「最強の中高一貫校＆塾＆小学校」を取り上げた特集の一部記事は1カ月の期間限定で無料公開するので、この機会に「ダイヤモンド・プレミアム」の珠玉の記事を試し読みしてみてほしい。
2022年に読者の支持を集めた特集は
高年収企業と役職定年の悲哀、最強の小中高＆塾
日本列島が夏真っ盛りとなる中、「今年は夏のボーナスが増えた」という人も少なくないだろう。近年、大手企業の給与事情は大いに沸いている。「ダイヤモンド・プレミアム」では、企業や経済のニュースを深掘りする一方、そうしたビジネスパーソンの給料や働き方、大手企業の出世競争、はたまた転職に関する特集にも力を入れてきた。22年は特に、そうした観点の特集が読者から高い支持を得たため、もう一度紹介していきたい。
特集『高年収＆高収益 勝ち組企業大解剖！儲けの秘密と本当の待遇』では、「高年収＆高収益」企業の仕組みを徹底解剖。業界に精通したアナリストが高成長のビジネスモデルを分析するほか、現場で働く社員らへの徹底取材を通じ、待遇のリアル、出世・キャリアの実像をあぶり出した。
とりわけ人気を集めた記事が、『アクセンチュア、マッキンゼー…外資コンサル「給与引き上げ合戦」最新事情＆職位別の給与レンジ』だ。コンサルティング業界は有数の高年収業界であるが、その最新事情をレポートし、アクセンチュアについては給与レンジの詳細も明らかにした。
コンサル業界と並ぶ好待遇で知られるのが、総合商社だろう。『平均年収1500万円超の総合商社「セレブ待遇」のリアル、三菱商事・伊藤忠・三井物産…』では、商社の超高年収のメカニズムをひもとくとともに、キャリアや待遇の実像に迫った。
また、総合商社と平均年収、就職難易度で鎬を削る不動産大手を対象とした記事も人気を集めた。『40代で年収2000万円に届く不動産大手「儲けの秘密と死角」、三井不動産・三菱地所・ヒューリック…』では、不動産大手のビジネスモデルの特徴や株式市場の評価を解説している。※こちらの2本は1カ月の期間限定で無料公開中なので、この機会に試し読みしてみてほしい。
高年収な勝ち組企業に関して、業界の垣根を越えて全体感が知りたいという人には、『平均年収が「5年で100万円超増えた」高給大企業ランキング【全36社最新版】4位キーエンス321万円増、1位は？』や、『有名企業「5年後の年収」独自予想ランキング【上位100社】3位中外製薬、1位は？』といった記事がおススメだ。いずれも22年の記事で、今の状況とはやや異なる点もあるかもしれないが、どういった企業が上位かが参考になるかもしれない。※この2本も1カ月の期間限定で無料公開中
同じく22年に、働く人の待遇や出世競争の実態について詳報した特集では、『中高年の給料激減！主要企業のデータ初公開！大企業の5割導入 役職定年の悲哀』が読者の高い評価を得た。ミドル・シニア社員の年収が激減する「役職定年制度」は1000人以上の大企業の半数で導入されている一方、これまでその詳細が世に出ることはほとんどなかった。本特集では、その役職定年の実態、実額を主要企業に関して徹底取材した。
とりわけ人気を集めた記事が、『NTTは「55歳で年収3割減」の役職定年、富士通・NECは廃止も新制度はよりシビアに』と、『三菱UFJは旧態依然、三井住友は人手不足で…3メガバンク「50代の待遇」のリアル』だ。前者では、目まぐるしく進化する技術にキャッチアップすることが求められるIT業界で、シニア社員の待遇はどうなっているのか。後者は、3メガバンクに加え、日本銀行と千葉銀行の50代の待遇について詳述している。
金融業界では、損保会社各社の中高年の年収変化の悲哀を具体名と実額で明かした『東京海上は年収3割減、あいおいも激減！損保大手50代役職定年で給料激減の悲哀』もぜひ、読んでみてほしい。また、民間企業以外にも、『公務員はシニアの給料が来年4月に激減？国家59万人・地方274万人に役職定年制度スタート！』では、霞が関官僚などの国家公務員と全国274万人の地方公務員にも焦点を当てた。※この2本も1カ月の期間限定で無料公開中
役職定年制度では、どの業界でもシニアに対してつらく厳しく当たるわけではないようだ。『70歳まで給料激減制度なしで働ける!?ゼネコンがシニア社員に優しい「ある事情」』では、役職定年制度を持つゼネコンは少ないこと、大成建設では条件を満たせば70歳まで働ける事例を紹介し、ゼネコンがシニア社員に優しい事情を詳述している。※こちらも1カ月の期間限定で無料公開中
さて、ダイヤモンド・プレミアムでは、企業や経済のニュース以外にも注力してきた分野がある。それが、「教育」だ。ダイヤモンド編集部では他のメディアに先駆けて長年、全国の大学や中高一貫校、予備校・塾を徹底取材した特集を組み、子を持つ読者や教育業界関係者から好評を得てきた。
22年の人気特集の一つにも、『わが子に最強の中高一貫校＆小学校＆塾』が入った。首都圏および関西圏の中学受験塾が過熱し、学校選びが格段に難しさを増す中、後悔しない「中高一貫校」、そして入試で勝てる「塾」はどこなのか――。中学受験以上に過熱する「小学校」受験を含めてその攻略法を伝授した特集だ。
まず、中学入試の全体像とレベルを確認するのにマストな記事が、『「お得な中高一貫校」ランキング【首都圏・中堅校】入試偏差値50未満でも名門大に進学』と『「お得な中高一貫校」ランキング【関西・中堅校】入試偏差値＝低、大学合格実績＝高の学校は？』だ。偏差値では入りやすいのに、大学受験に強い、レバレッジが利く中高一貫校はどこか？ そんな“掘り出し物”を見つけるべく、独自ランキングを作成。ボリュームゾーンである、首都圏と関西の「中堅校」のランキングを紹介する。
一方、小学校受験の動向については、『小学校受験が過熱！農大稲花・洗足・立川国際の人気急騰で序列激変、最後は「親力」で勝つ』をチェックしてほしい。加熱する小学校受験の勢力図に地殻変動が起こりつつあることに迫った記事だ。※これら3本は、1カ月の期間限定で無料公開中
最後に、「ダイヤモンドらしい」と好評を得た、骨太な企業特集も紹介しよう。流通の巨人、セブン＆アイ・ホールディングスの巨額を投じたDX戦略が水泡に帰した過程をつぶさに追った『セブンDX敗戦』だ。創業家も絡む人事や組織の混迷、ITベンダーやコンサルなど外部を巻き込んだ苛烈な抗争が、セブン＆アイのデジタル改革を崩壊へと追い込んだ実態を明らかにした。世がDXバブルに沸き立つ中、セブンの蹉跌が残した教訓とは？ 大量の社外秘の内部資料、動画を基にした特大スクープが大きな反響を得た。この機会に、読んでみてほしい。
データで迫る、忖度なしで迫る、企業産業の最深部に迫るの3大「迫る」を掲げ、人気を集めている「ダイヤモンド・プレミアム」の珠玉の記事を是非、読んでいただきたい。
厳選記事一覧
高年収＆高収益 勝ち組企業大解剖！儲けの秘密と本当の待遇
平均年収が「5年で100万円超増えた」高給大企業ランキング【全36社最新版】4位キーエンス321万円増、1位は？
大和証券「200万円の社長賞」実質廃止！超成果主義の後退で20代年収2000万円が揺らぐ？
メガベンチャー年収ランキング【全80社】13位メルカリ968万円、1位は？
平均年収2183万円！勝ち組キーエンス、社員激増でも生産性の向上が続く秘密
野村證券「20代で年収1000万円」もいる実力主義と待遇格差の実態、社外秘の評価指標を公開！
中高年の給料激減！主要企業のデータ初公開！
大企業の5割導入 役職定年の悲哀
NTTは「55歳で年収3割減」の役職定年、富士通・NECは廃止も新制度はよりシビアに
東京海上は年収3割減、あいおいも激減！損保大手50代役職定年で給料激減の悲哀
「シニアの給料激減制」を大企業の7割が採用！独自アンケートで判明した“役職定年”の全貌
年収格差500万円も！日立・東芝・NEC、ベテランに過酷な「ジョブ型」給与の実額初公開
キリンビールの年収「57歳で3割減」でアサヒと明暗…食品業界50代の給料事情
わが子に最強の中高一貫校＆小学校＆塾
「お得な中高一貫校」ランキング【首都圏・中堅校】入試偏差値50未満でも名門大に進学
「お得な中高一貫校」ランキング【首都圏・上位校】入試偏差値50～59から名門大に進学
「お得な中高一貫校」ランキング【首都圏・難関校】入試偏差値60以上で名門大に強いのは？
「お得な中高一貫校」ランキング【関西・中堅校】入試偏差値＝低、大学合格実績＝高の学校は？
首都圏の中学受験最新動向、23年入試も「激化必至」、22年受験者数は過去最高に！
セブンDX敗戦
【スクープ】セブン＆アイのDX、担当役員は失脚しIT新会社は白紙！内部資料で暴く「完全崩壊」全内幕
【スクープ】セブン＆アイと野村総研の蜜月に横やり、DX担当役員の「不始末」に創業家激怒
【スクープ】セブン＆アイ創業家がDX担当役員を“公開処刑”、社外秘動画「見せしめ御前会議」の全容
【スクープ】セブン＆アイDX案件の「受注額が高いITベンダー」ランキング、極秘リストで53社の実額判明
【スクープ】セブン＆アイDX部門トップの年収は数千万円!?生え抜き社員とIT人材の「待遇格差」で軋轢
