積立をしている最中に大きく下がる局面は何度も出てくると思う。
下がる時に普通のインデックスファンドよりも大きく下がるのは、ほぼ間違いない。
逆に時々急に大きく上がることもあると思う。
でもホッとしたのもつかの間、また下がったりするのよ。
ついつい力が入っちゃうのは、僕の積立は今、こういうファンドになってるからなんだよね。
あ、これ初めて言ったね。
「出口戦略」を考えている私から
投資を始める人に伝えたいこと
24年前に始めた僕の日本株ファンドでの積立は、実は8年前に今のマンションの頭金を作る時に一部売ったんだけどね、その時に残りも一緒に見直そうと思って初めての切り替えをしたのよ。それ以降はずっとそう。
もう僕の「手の内」の話はいいかな。
だって僕はさすがにここからさらに20年の積立はしないと思うし、そろそろ「出口戦略」ってやつを考える歳だからさ。
これから「20年の計」を行う君たちの話をしよう。
もし君たちがそうしたファンドも積立ファンドのリストの中に加えていたら、つまり普通のインデックスファンドをベースに「チューニング」素材として加えていたなら、それらは20年後のトータルの結果に対して「大活躍」を果たしている可能性があると、僕は思ってる。
「積立向きの軌跡」を描いた結果として「チューニング」部分が大きな仕事をしているとね。
今福啓之 著
つまり、最初からしばらくは値動きが激しく、低迷期間も長く、したがって安い基準価額で淡々と口数を溜め込んでいて、というかそうならざるを得ない状態で、そして後半戦になってようやく、そうしたファンドのコンセプトに時代が追いついてきた結果として基準価額が上がっていくと。
まぁでも、話半分でお願いね。
そういう積立を「チューニング」どころか「メイン」にしちゃってる僕の個人的な意見だからさ。
これまでの他の話もすべてそうだけど、自分たちで納得ずくのかたちを作れるよう、考え方のロジック、頭の整理として受け止めてくれればと思う。