最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、本のなかから二十四節気の「寒露」から開運する方法について紹介します。

10月8日「寒露」からしたいこと

【神様は見ている】運がいい人、お金持ちの人が10月8日「寒露」から開運の波に乗るためにすることPhoto: Adobe Stock

2024年10月8日~10月22日は二十四節気の「寒露」にあたります。

露が降りる「白露」に対して、露が冷えて凝ることを意味するのが「寒露」。寒露から立冬の前日までを「晩秋」といい、夜がますます長く、朝晩の冷え込みも強くなる時期です。
そんな秋深まるなか、大勢でやってくるのは冬鳥の雁。その次には、菊が高貴な花を咲かせて目を楽しませてくれるでしょう。家の戸口には、秋の虫が訪ねてくるかもしれません。終盤には秋の土用に入るので、季節の変わり目に体調を崩さないよう、養生を心がけたいときです。

この寒露の時期から開運するためにするといいことを、Dr.コパ先生に伺いました。

風水では10月から来年の運気が本格的に動きだすと考えます。ですから、なんといっても来年の目標を立てて運気を先取りすることが開運アクションになります。
家のなかを掃除して環境を整えたら、来年の目標を書き出し、祈願書としてそれを持って神社を参拝し、来年のことを祈願しましょう。

秋の味覚を食べることも開運につながりますが、それだけではなく、旬の果物を飾ると家が喜び、よい作用をもたらします。

運がいい人とは、よい流れに乗れる人です。運気の変わり目を知り、すべきことをして、その都度よい運気に自分を合わせていきましょう。
とりわけ10月は、2025年の運気を決める重要な時期ですから、運気の波を逃さないようにしておきたいものです。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。