無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。雇用義務は65歳までなので、2つ目の稼ぎ口がない人は下層老人まっしぐら。株や為替の乱高下で新NISAも怖い。そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から稼ぎ口のタネを見つけて、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』で、月10万円以上の副収入を誰でも得られるメソッドを公開しています。6000名を超える受講者を成功に導いた新しい働き方を手に入れましょう!

雪だるま式にお金が増える仕組み
最速で富裕層になれるノーリスク・ハイリターンの資産形成術があります。自分と家族が裕福になるのはもちろんのこと、日本の景気もよくなるので社会貢献になるし、理不尽な政治に一矢報いることもできます。
資産形成術とは、「不労所得を生むアバター(以下アバター)」をわが家にひとつ、備え置くこと。日本には、1億円以上の富裕層149万世帯に対して、アバターが178万体あります(*1)。銀行員として数百名の富裕層とつきあってきた経験から言えば、両者はオーバーラップしている。アバターの仕組みについては後ほど種明かしをしますが、次のような特徴があります。
・アバターに課せられる税率は、生身の人間の3分の1に軽減されている
・支出の大半を所得控除できるので、アバターの65%は所得税を支払っていない
・生身の人間と違って不死なので、アバターに相続は発生せず、相続税の悩みが軽減される
アバターは国民と同じ権利を持つ一方で、税金を大幅に減免されていたのです。アバターを備え置くだけで節税できて、労力なしでお金が増えるのですから、ノーリスク・ハイリターンの不労所得です。それに気づいた人は、アバターに資産を集約して、続々と富裕層入りをはたしてきました。
パート主婦のY子さんは、アバター名義で2000万円弱を銀行から借りて2000万円強の中古アパートを購入したら、雪だるま式にお金が増えました。なぜお金が増えたかというと、減価償却費・人件費・出張手当のようなお金が丸ごと手許に残る節税ができたからです。
その後、銀行と大手コンビニから計6500万円借りてコンビニを建て、大手コンビニに賃貸しました。さらに一棟マンションや一棟オフィスビルなど、アバター名義でいろいろな物件を購入して賃貸したのですが、気づいたときにはFIREできるほど、資産が膨れあがっていたのです。
納税すると利権者が喜び、節税すると国民が喜ぶ
こうしてY子さんの家族は富裕層の仲間入りをはたしたのですが、それだけではありませんでした。Y子さんが不動産投資に使った金額は億単位でしたし、借入利息の支払いや修繕費・管理費など数百万円規模の経費を毎年使い続けました。経費に比例して収入が増えたので、お金は増える一方です。使った経費はすべて、銀行や業者さんの売り上げに化けたので、Y子さんは知らず知らずのうちに億単位で日本のGDP拡大(景気浮揚)に貢献していたのです。
鋭い人は気づかれたと思いますが、種明かしをすると、「不労所得を生むアバター」とは法人です。法人設立の届け出は、出生届や婚姻届と同じくらい簡単ですし、法人には食費も被服費も住居費もかかりません。決算や確定申告はアプリで一発なので、スマホゲームより簡単です。7万円の法人住民税はかかりますが、その数十倍~数百倍もお金が増えて、最速で富裕層入りできるのですから、やらないほうがもったいない。
そこでここからは、鉄板のやりかたをご案内します。最初に、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』の手順のとおり、自分の才能・価値観・関心事を言語化して「やりたいこと」を見つけます。次にその「やりたいこと」を、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』の通りに収益化します。軌道に乗ったら、法人という「不労所得を生むアバター」を作って節税しましょう。
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野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計
我が国の事業所・企業の経済活動の状況 ~ 令和3年経済センサス‐活動調査の結果から ~
参考資料:こんな簡単に儲かっていいの? 富裕層は皆知っている「史上最強の不労所得」
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。