「怖いこと言うね。そりゃ緊張するだろうよ」
「社内の顔見知りが相手なら緊張しないで済むとか、初対面だと緊張するとか、そういう話じゃないんだ。事前準備がしっかりできていて、『何を聞かれても大丈夫だ』という自信があれば、そんなに緊張することはない」
「そうかなぁ?僕、極度の緊張しいだからなぁ」
「もちろん、完全に緊張感ゼロにはならないよ。でも、準備が万全なら、焦って早口になってしまったり、頭が真っ白になって言葉が出てこなくなったりすることはない。
それに、適度に緊張するくらいでちょうどいいんだ。あまりにも緊張感がなくて、ダラダラした態度に見えても良くないし。面接官から見て、ビシッと堂々としていて真面目そうな印象を与えられれば、それでいいんだよ」
「ビシッと堂々、かぁ。僕にできるかな?」
陰キャだから、コミュ力が低いから…
言い訳せずに堂々とする
「少なくとも、自分は口下手だから、陰キャだから、コミュ力が低いから、みたいな言い訳はしちゃダメだ。それはまったく関係がない。口下手でも構わないんだから」
「え?本当?」
「別に、性格を変えろとは言わないよ。田中君は陰キャのオタクなのに、いきなり陽キャのチャラ男になって路上でギャルをナンパしてこいとは言わない。面接の45分か60分くらいの間だけ堂々とできるように準備しておけばいいんだ。
その時間だけ持てばいい。面接中だけで構わないから、『その企業が欲しがる人材』になり切るんだ。事前準備がしっかりできていれば、きっとできる」
このパートのまとめ
中途採用の面接は入社試験というよりビジネスの打ち合わせのような雰囲気で進んでいくことが多い

その会社の最近のニュースなど、アイスブレイクに使えそうな小さなネタを事前に仕込んでおくと、意外と評価されたり、相手に親近感を持ってもらえたりする。
面接で緊張するのは準備が足りないから
自分は口下手だから、性格が明るくないから、コミュニケーション能力が低いから、と最初からあきらめてはいけない。事前準備さえしっかりとできていれば、面接の時間中だけ自分を堂々と見せることは可能なはず。