
私たちは普段、脳細胞全体の10%ほどしか使っていないと言われている。そんな脳のキャパシティを活用し効果的な勉強法を見いだすには、自分の「脳タイプ」を知ることが重要なのだという。「視覚系」「聴覚系」「感覚・運動系」……あなたはどの記憶脳タイプに該当するだろうか?※本稿は、加藤俊徳『衰えた脳を呼び覚ます すごい記憶力の鍛え方』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
「視覚系」「聴覚系」「感覚・運動系」
あなたの記憶脳タイプはどれ?
人間の脳の大部分は眠っていて、その眠っている部分に潜在能力を秘めている、という話を聞いたことはあるでしょうか。普段私たちが使っている脳は、全体の10%ほどとも言われており、その大部分は無意識下で働くものだという説もあります。
記憶を蓄積できる「脳のキャパシティ」は、誰にでも大きく備わっています。しかしながら、脳の細胞のほとんどは眠っていて、動いていません。
このキャパシティを使うためには、自分の脳内で理解系脳番地がどの脳番地(図1)に強く結びついているかを理解することが必要です。
