
独立し仕事が軌道に乗った人が次にぶち当たる壁は、「全部の業務を1人でこなしていたらあまりにも忙しすぎる」ということだ。会社を退職し、独立後の方向性を模索していた尾石晴氏は、どう考えたのか。※本稿は、尾石 晴『「40歳の壁」を越える人生戦略 一生「お金・つながり・健康」を維持できるキャリアデザイン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、ディスカヴァー携書)の一部を抜粋・編集したものです。
独立後、多忙すぎて
1人ブラック企業に
2020年4月の退職時点での毎月の収入は、noteマガジンの売上が十数万円くらいでした。「ヨガを教えるのもいいし、もっと文章を書いてみるのもいい。毎月5万~10万円くらいの収入が得られるチャレンジを5~6個、2年くらいかけてやろうかな」と考えていました。
しかし、コロナの影響でいきなり学校が休校になり、4月後半~6月くらいまでは、新規活動がストップ(涙)。その後、学校が再開し、自分の時間が戻ってきたところで私も仕事を再開(編集部注/筆者は2児の母であり、学校が休校になると子育てに時間が取られてしまう)。オンラインヨガを始めてみたり、Voicyにスポンサーがついたり、頼まれて寄稿したり、記事を書いたりしていたら、いろいろな仕事につながっていきました。