ChatGPTを使わないと損? 企画分析で差がつく“超効率化術”
【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家&マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウを「PDCA(計画・実行・評価・改善)式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。

ChatGPTは“コンテンツ分析の相棒”
コンテンツを分析するとき、「ChatGPT」に手助けしてもらうことがある。
ご存じの方も多いと思うが、ChatGPTとはテキスト生成の対話型AI(人工知能)で、ネット上にある情報を学習し、質問に答えるだけでなく、文章の作成や要約などにも役立つ。
YouTube動画を分析するとき、その動画の音声データをAIによるサービスなどで文字起こしする。
ChatGPTで動画を要約する
その文字データをChatGPTにコピー&ペーストして、どんな要素があるのか要約してもらうという使い方だ。
「そんな高度なことできるの?」と思うかもしれないが、これが意外と侮れないのだ。
面倒だった分析作業を効率化
ChatGPTの登場前は、大まかな動画の内容を自分で手入力して文字起こしをし、そこから仮説となりそうな要素を抜き出していた。
ところが、その作業をChatGPTでほぼ自動化できるようになり、手作業がほとんどないので、時間的にも労力的にも助かっている。
目次作成やタイトル案にも活用
また、動画の構成を振り返るため、その目次をChatGPTにつくってもらったり、似たような動画がないかを調べてもらったり、サムネやタイトルについて相談してみたりもする。
最後の判断はあくまで人間がする
ただし、ChatGPTは「よし悪し」の判断をするわけではない。インターネット上にある情報をベースに、大量の選択肢を用意してくれるだけだ。
そのため、現状では最終的な判断をするのは、やはり人間(自分)になる。あくまでもChatGPTは“優秀なアシスタント”と位置づけて、補助的に活用するのがオススメだ。
無料版より有料版のほうが、明らかに精度が高いので、有料版を使うこともオススメしたい。
※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。