2025年11月の時点で、北中米大会に臨む48カ国中で「42」の出場が決まった。残る6カ国は来年3月下旬のプレーオフで最後の枠を争う。16カ国が4枚のワールドカップ切符を争うヨーロッパプレーオフには、ノルウェーに屈したイタリアが3大会ぶりのワールドカップ出場をかけて大勝負に挑む。
初戦の相手は未勝利のオランダ
森保監督「非常に厳しいグループに入った」
日本時間12月6日にはグループステージの組み合わせ抽選会がワシントンD.C.で行われ、日本はグループFで同6月15日にオランダとアメリカ南部のダラス、同21日にチュニジアとメキシコ北東部のモンテレイ、同26日にヨーロッパプレーオフBの勝者と再びダラスで対戦することが決まった。
抽選は出場48カ国を最新のFIFAランキング順にまず格付けする。具体的には12カ国ずつを4つのポットに分け、最上位のポット1には開催国のアメリカ、カナダ、メキシコとランキング上位のスペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジルなど9カ国が振り分けられる。
アジア勢で最上位となる18位の日本は初めてポット2に、冒頭で記したノルウェーはポット3にそれぞれ入った。来年3月のプレーオフで出場が決まる6カ国は、どの国が出場権を獲得するのかに関係なく、ヨルダンやキュラソー、カーボベルデの初出場国などともにポット4に振り分けられた。
そして、4つのポットから1カ国ずつがAからLまでの12グループに入っていく。日本と同組になったランキング7位のオランダはワールドカップ準優勝3度の実績を持ち、チュニジアはアフリカ大陸予選を無敗&無失点で突破。ヨーロッパプレーオフBにはウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアが入っている。
ポット1のワールドカップ優勝経験国、ポット3のノルウェー、ポット4でイタリアが入っているヨーロッパプレーオフAの勝者との対戦は避けられた。それでも抽選会に出席した日本代表の森保一監督は、終了後のフラッシュインタビューで「非常に厳しいグループに入った」と率直な思いを明かしている。
オランダとは過去3度の対戦で、日本は1分け2敗と一度も勝てていない。チュニジアの堅守はワールドカップの舞台でも武器になるだろうし、プレーオフに回ったとはいえ、スウェーデンやポーランドなどは決して侮れない相手となる。こうした状況が、森保監督をして「厳しい」と言わしめた。
さらに2位以内でグループFを突破した場合、ノックアウトステージ初戦はグループCの2位以内とたすき掛けで対戦する組み合わせがすでに決まっている。そしてグループCにはブラジルとモロッコが名を連ねている点も、森保監督の表情を引き締めさせた理由になったはずだ。
しかし、各大陸を勝ち抜いた代表チームが集うワールドカップには、そもそも楽な組み合わせは存在しない。組み合わせが決まったいま、プレーオフの視察を含めた対戦相手のスカウティングや大会直前の強化プランの最終的な策定など、ピッチ外の戦いを日本サッカー界をあげて加速させていく。
Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda







