手帳の自由度の高さも評価ポイント

 手帳をプロデュースした際、私が営業で使っていた方法を取り入れてはいますが、できるだけ使う人に自由にアレンジしていただけるよう決めごとは最小限にしています。形式にとらわれず、自分が一番使いやすいように使ってもらえればいいと思うのです。

 この自由度を評価してくださって、「カスタマイズしやすく使いやすい」と言われたこともあります。

 次に、女性起業家を中心に個人事業主たちの勉強会を開いているスマイルカフェ代表、林ゆうこさんから手帳の使い方をシェアした読書会の報告をしていただきます(まとめはダイヤモンド社書籍編集局)。

「自宅で各種教室を開かれている先生や、自宅でサロンを開かれている先生、女性起業家を中心に200名の登録をいただいている団体、『スマイルカフェ』で、月に4回ほど、交流会・勉強会を開催しています。その参加メンバーで、読書会を埼玉・浦和と、横浜・桜木町で開催しました。

 時間管理のアイテムは十数名の参加者の大部分がモバイルではなく、手帳でした。モバイルはアラーム活用、管理は手帳、というスタイルが共通で、カスタマイズしやすさは、手帳がダントツ有利。パソコンの先生の参加もありましたが、タイムマネジメントに関しては基本、手帳とのこと。モバイル活用もいろいろ試したが、やはりカスタマイズのしやすさが、手帳にかなわない、という意見に集約されました。

 また、手帳の記入は色分けして、個人事業主がどうしても管理しにくいプライベートを忘れないようにする、という話も上がりました。

手帳はカスタマイズして、<br />自分が一番使いやすいように・和田さんからのWEEKのメッセージは気に入ったところにラインマーカーを引く[写真ではピンクのラインマーカー]。
・仕事の種類別と、プライベート、色分けでわかりやすく書く (黒・紺・赤は仕事。ピンクはプライベート)。
・右ページには、詳細を書いたり、メモやTo Doリストを貼り付ける。