本当に頭のいい子ほど、
「まず手を動かす」という習慣がついている
本当に勉強ができるようになる子というのは、問題に向き合ったとき、手を動かして何かをやってみる子です。「手を動かし、問題を解く」。この繰り返しが学力をアップさせていきます。
最近の子どもは、ぱっと問題を見た瞬間「できる」と思える問題はやるのですが、瞬間的に「わからない」と感じた問題はすぐにあきらめ「先生、わかりません」と言う傾向が強いと思います。
わかっても、わからなくても、とにかく手を動かして、試行錯誤をしてみるという力が身についていません。
「それならちょっと難しい問題集を与えて、試行錯誤する習慣を身につけさせたほうがいいのでは?」と思うお父さん、お母さんもいるでしょう。
ですが、これもまったく逆です。まずは、8割、9割解ける問題集を与えて「問題を見たら、すぐに手を動かして解き始める」という習慣づけが大事なのです。そうやって「勉強=手を動かす」という感覚が染みついてくると、問題に向き合ったとき、書いては消すという試行錯誤ができるようになっていくのです。