その他の陸上種目は基本的に6月(24日~26日)の日本選手権で五輪派遣選手を決定。有力選手が目白押しの競泳も4月(4日~10日)の日本選手権で、それ以外の競技の多くも主要競技会で五輪選手が決まる。五輪出場を賭けて選考会に臨む選手の姿も見逃せない。

 リオ五輪にはプロテニスの錦織圭、プロゴルフの松山英樹も出場する予定だ。五輪に出るからにはメダルを狙って全力プレーを見せてくれるだろうが、微妙なのは彼らには4大大会をはじめとするツアー競技で勝つという目標があることだ。五輪はその通常のスケジュールに組み込まれるイレギュラーな競技会であり、コンディショニングやモチベーションの高め方が難しいといわれる。五輪で活躍する姿は見たいが、過度な期待はしない方がいいかもしれない。

 ともあれ錦織は世界ランクのトップ10入りをして3年目、松山もPGAツアーに挑戦して3年目。メジャー大会の頂点に手が届くところまで行ってくれるだろう。

五郎丸が日本の敵に!
スーパーラグビーに注目

 もうひとつ今年のスポーツで注目したいのは、南半球で行われている世界最高峰のラグビーの国際リーグ戦「スーパーラグビー」に日本チーム「サンウルブス」が初参戦することだ。2019年に日本で開催されるラグビーW杯を見据えた強化策として敢行されるチャレンジだが、ご存じのとおり、昨年のW杯で日本代表は南アフリカに勝つなど世界のトップとも対等に戦える実力を示した。その日本のトップリーグでプレーする選手たちで構成されるチームが南半球の強豪クラブとどのような戦いを見せるかは、ラグビーファンでなくとも興味がそそられるだろう。

 また、今や時の人となった五郎丸歩が日本のサンウルブスではなく、オーストラリアの「レッズ」に所属することになったのも面白い。オーストラリアの地元ファンの声援を受けて、日本チームの敵としてプレーするわけだ。サンウルブス-レッズ戦は1戦だけで、試合は残念ながらアウェーのオーストラリアで行われるが、話題を呼ぶだろう。

 スーパーラグビーのレギュラーシーズンは2月26日から7月15日まで。日本チームがホーム(秩父宮ラグビー場)でプレーするのは5試合で初戦は2月27日に南アフリカのライオンズと行われる。楽しみである。