「たった1回の読書」に期待しすぎなのでは?

◎あなたの積ん読も、これで解消!!
『遅読家のための読書術』(印南敦史・著)

さらにいえば、こういう考え方もできます。

1冊の本を1週間かけて熟読しても、1ヵ月後には「1%」しか残らないのだとしましょう。

だとしたら、同じ1週間で10冊の本をすばやく読んで、1年後に「10%」を得たほうがいいと思いませんか?

1冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」をつくっていく

それが遅読家の人に決定的に欠けている発想なのです。

小さな欠けらが集まってくると、それらは次第につながっていき、より大きな知識として成長していきます。

イメージとしては、組み立てブロックの「レゴ」でなにか大きなものをつくる感覚です。

1冊を熟読していきなり大きなブロックを手に入れようとするのではなく、まずはたくさんの本をすばやく読んで手持ちのブロックの数を増やす。

レゴで遊ぼうと思ったら、一定の数のブロックがないと楽しめませんよね?
「読書がなかなか楽しくならない」という人は、そもそも手持ちのブロックが少なすぎて、そこから新しいものが組み上がっていく醍醐味をまだ味わえていないのです。

(第4回に続く 2/29公開予定)