コピーには使い分けが必要だ。
商品認知を広める段階で、スタイリッシュコピーを使う。
次に実際購入者を狙う段階で、対象を特定し、泥臭くアピールする等切り分けることも重要だ。
ここでクイズを出したい。
●「◯◯代(やや絞る)」と「◯◯歳(ピンポイント)」は、
どちらの反応がいいか?
●「44歳」「49歳」「52歳」のどれが、最も反応があるか?
実は、この答えは、やった本人達しかわからない。
あの商品なら、このコピー表現が反応した、不発だったという検証作業なくして答えがでないからだ。
サントリーウエルネス株式会社が、年齢軸をこれだけ広く深く展開しているのは、「年齢軸」コピーが刺さる、というレスポンス結果を十分テスト検証しているからだろう。
検証は手間がかかる。
しかし、この積み重ねによるノウハウに勝るものはない。
実際、サントリーウエルネス株式会社の2014年度売上高は前期比10%増、731億円達成と着実に成果を挙げ続けている(出典:「通販通信」2015年2月17日)。
彼らのコピーそのものよりも愚直に検証し、実行する姿勢こそ見習ってほしい。
それを実行すれば、秘伝のノウハウが蓄積される。
そのノウハウは、着実に成果につながる。